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ワインの飲み頃について
2010/04/17
さて、このワインいつ飲んだらいいの?
ワインにはほかの食品や飲み物のように賞味期限が書かれていませんから、いつまでに飲んだらいいのか、いつ飲めばおいしいのか、なかなかわかりにくい飲み物です。
ワインにはいろいろな種類がありますが、早めに飲むことでおいしいというワインから、グラン・ヴァンといわれる長期間熟成させることによっておいしくなるワインもあります。それでは、早めに飲んだほうがいいワインと、熟成させたほうがいいワインはどうやって見分ければいいのでしょうか?
一番わかりやすいのは、ワインの値段で、一般的に千円前後から数千円のワインであれば、あまり長期間手元に置かずに飲むのが、一番おいしいといわれています。逆に、たとえば、一万円を超えるような高価なワインであれば、しばらく寝かせて熟成させることで味わいが増し、おいしくなるといわれています。これを簡単に説明すると、ワインを樽で醸造し、ボトルに詰める段階で、十分に熟成されているか、熟成されていないかの違いということになります。
たとえば、ボジョレー・ヌーボーは、その年に収穫されたぶどうで醸造したワインを11月の第3木曜日に解禁しますが、すぐに飲み頃を迎えるように醸造されています。ボルドーのグラン・ヴァンと呼ばれるような赤ワインは、一般的に約2年間かけて醸造されますが、ボトルに詰めたあともゆるやかに熟成を続け、飲み頃を迎えるまで10年以上かかるものもあります。ここで注意したいのが、長期熟成向きのワインの場合、同じワインでもヴィンテージによって飲み頃が違うということです。
一般的にいいヴィンテージは長期熟成向きで、あまりよくないヴィンテージは比較的早く飲み頃を迎えるといわれています。それでは、いいヴィンテージと、あまりよくないヴィンテージはどうやって見分ければいいのでしょうか?
ヴィンテージを見分ける場合、一番参考になるのが、ワインのヴィンテージチャートと呼ばれるものです。ヴィンテージチャートとは、ぶどうが収穫された年ごとに、ワインの出来ぐあいを評価したもので、世界中のワインの生産エリアごとにたくさんのヴィンテージチャートが発表されています。
ヴィンテージチャートはおもにワイン評論家などが作成していますが、たくさんの人が作成するため、評価にも違いがでることもありますが、ワインの出来ぐあいや飲み頃を知るためにとても参考になります。
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甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。