- こだわりワイン
- ワインのうんちくからワインにあう料理まで。ワインの魅力を紹介します。
ワインについて/出会いのきっかけはアルコール嫌いから
2010/04/03

私はとてもアルコールに強い父親と、アルコールが一滴も飲めない母親との間に生まれました。
さて、この子はどっちだろう?と両親にいわれ続けて、無事成人を迎えた私は、初めてアルコールを口にする機会を迎えます。初めて口にしたアルコールはビールで「ううっ、苦い」というのが正直な感想でした。その後、酎ハイやカクテルなど、いろいろなアルコールを試してみましたが、どれも飲みきることができず、ああ、私は母親似だと思うようになりました。
アルコールは苦手でも、楽しく飲んでいる雰囲気が大好きで、歓送迎会やら、忘年会、新年会など、ほとんどの会を欠席することなく参加し、高い出席率を誇っていました。
「飲めないのに、なぜかいつもいる子」というポジションがすっかり定着し、20代も終わりを迎えようとしていた頃、おいしそうにお酒を飲む人たちの輪の中で、もしお酒が飲めたらもっと楽しいんだろうな、と考えるようになりました。
そのとき、思いついたのがワインです。
アルコール度数が高いのでそれほど量を飲まなくても大丈夫(かもしれない)
ワインなら少しは飲めるのですけど、と言い訳になる(かもしれない)
ワインはちょっとおしゃれで、大人の女性に見える(かもしれない)
などなど、とても単純な理由から思いついたワインを勉強するために、私はワインスクールに通う決心をしたのです。
ソムリエを目指す人が通うような敷居の高いワインスクールに、私のような理由で通うのはどう考えても場違いなので、できるだけ楽しくワインを勉強できるスクールを探し回りました。
偶然、料理学校が主催する短期のワイン講座を見つけ、短期なら費用も安いし、気軽に始められると思い、月に2回のワイン講座に通い始めました。
とてもわかりやすい説明を聞きながら、ワインを飲み、ワインに合わせた料理を食べるという、まるで食事会のような楽しい講義のおかげで、私はすっかりワインに夢中になりました。
その後、上のコースに進み、そのワイン講座が終了するまで通い続け、ワインが大好きになりました。
もし、父親似でアルコールに強かったら、いろいろなお酒を楽しんで、これほどワインが好きにならなかったかもしれませんね。
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甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。