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フランスワインの産地別の特徴(ボルドー)
2010/04/17
格付け1級ワイン 左からシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー
世界有数のワインの産地ボルドーを知ろう!
フランスは世界でも有名なワイン産出国ですが、その中でも有名な産地のひとつがボルドーです。ボルドーには、ドルドーニュ川、ガロンヌ川、ジロンド川という3つの川があり、この川がワインの原料となるぶどうの栽培に大きな影響を与えているといわれています。そして、ボルドーは川を挟んで大きく右岸地区、左岸地区に分けられ、それぞれ特徴のあるワインを造っています。
ボルドーの左岸地区には、メドック、グラーヴ、ソーテルヌが、そして右岸地区には、サンテミリオンとポムロールと呼ばれる有名な産地があります。また、ボルドーのワインは格付けされていることでも有名で、なかでも左岸地区のメドックで1855年に行われた1級から5級までの格付けは、現在も変わることなく、61のシャトーがその栄光を守り続けています。
メドックには、サンテステフ村、ポイヤック村、サンジュリアン村、マルゴー村があり、特にポイヤック村は、たった5つしかない格付け1級のワインのうち、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」、「シャトー・ラトゥール」、「シャトー・ムートン・ロートシルト」の3つのワインを産出しています。
ボルドーは赤ワインが有名ですが、左岸地区のソーテルヌは、世界三大貴腐ワインのひとつである、甘口の白ワイン「シャトー・ディケム」の産地として有名です。また、ボルドー右岸地区のポムロールでは「シャトー・ペトリュス」や「シャトー・ル・パン」などの、希少価値が高く、とても高価なワインが造られています。ボルドーの赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローというぶどう品種をブレンドして造られていますが、その配合はシャトーごとに異なり、また、ぶどうの出来ぐあいによって配合も変えられています。また、左岸地区では、カベルネ・ソーヴィニヨンが主体のワインが造られ、右岸地区ではメルローが主体のワインが造られているため、同じボルドーであっても、その味わいには大きな違いがあります。
ボルドーのワインは、エリアごとに味に特徴があり、さらにシャトーによって醸造方法が異なるため、それぞれ強い個性を持ったワインがたくさんあります。世界有数のワイン産地ボルドーのワインを飲み比べて、あなたのお気に入りを見つけてみませんか?
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甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。