日本の空港
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「佐賀」に着いたらガラーンとした空港で

2013/08/25

10年ほど前なのですが、佐賀の大学にいる友人を訪ねて行ったことがあります。大阪・伊丹から佐賀まで当時、ANAが就航していたので、せっかくなのでこの便に乗って行くことにしました。

大阪〜佐賀、今はない路線で、当時の機内はガラガラだった記憶があります。福岡空港まで佐賀駅からバスで1時間ほどですから、佐賀に住む人々もほぼ皆、便数が少ない佐賀空港より福岡空港を利用するそう。そして、佐賀空港に着いたら、まだ真新しいきれいなターミナルながら、施設がほとんどなくてガラーンとしていた印象がとても強かった。そう、いわゆる"税金の無駄遣い"と言いましょうか・・・当時、痛烈にそう感じましたね。

佐賀空港から市内に向かうバスもガラガラでした。このバス、今もあるのでしょうか。先行き不安になったことは言うまでもありません。帰り、長崎を回り、長崎空港から帰ってある意味、正解でした。ターミナルのしょぼさしか覚えていません。

といっても、佐賀駅も駅前にはほとんどなにもなかった記憶があります。いちおう県庁所在地、とはいえ、前述の通り、博多が近いですから、買い物も皆、博多に行ってしまうのだと。有名な武雄温泉や吉野ヶ里遺跡も市内から離れていますし、佐賀空港もまさかすぐ廃港になったりしないだろうか、と一抹の不安を覚えたわけですが・・・

ただ最近、中国の「春秋航空」が佐賀に就航してにぎわっているようです。首都圏における茨城空港のようなもので、幹線となる空港を利用すると発着料が高いですが、地方空港だと安いので、福岡から車で1時間程度という近さをメリットに佐賀県をあげて誘致しているとのこと。これはとてもいい空港の活用方法だと思います。それでなくても、福岡は発着数が多くて限界まで達していると聞きますし、福岡は博多からもバツグンに近いとはいえ、価格的に安い選択肢があれば、車で1時間程度ならまだ利用しやすいでしょう。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。