アルゼンチンってどんな所?
「知らないと大損、アルゼンチンのブルーレート」「ビールとワインの街、サルタ」「アルゼンチンの物価感覚」「アルゼンチン国内の交通機関」などアルゼンチンについて紹介します。

アルゼンチン国内の交通機関と使い方 その1

2016/08/05

アルゼンチンの交通機関はとてもよく整備されていて、旅行者には移動しやすい国だと思います。どんな交通機関があるかと、使い方を簡単に説明します。

長距離バス

広いアルゼンチン国内を移動するのに欠かせない長距離バス。2階建てになっているバスが多く、その場合1階が1等に当たるカマ(フラットベッド)、2階が2等に当たるセミカマ(リクライニング)になっています。アルゼンチンの長距離バスはとにかく作りがゴージャスなので、2等でも長距離移動が辛くありません。1等はかなり高いので、予算が限られている人には2等がおすすめ。

朝晩をまたぐ長距離移動になると、車内で夕食や昼食が配られます。。飛行機の機内食並みにしっかりした食事なので、移動前に食料を買い込んでおく必要はありません。チケット購入時に、食事付かどうか確認しておきましょう。

チケットは大きな都市だと、市内中心部に各バス会社のチケットオフィスがあるので、そこで買うのが便利です。もちろんバスターミナルでも予約はできますが、中心部から少し離れたところにあることが多いです。

タクシー

ブエノスアイレスではタクシーはメーター制。2013年9月時点で初乗りが6ペソ、その後200メートルごとに0.6ペソ加算だったと思います。夜間にパレルモ辺りからサンテルモまで乗って60ペソくらいでした。ただインフレ率が激しいアルゼンチンなので、現在はもう少し上がっているかもしれません。

黄色い車体のタクシーがライセンスタクシー。どこの国でも同じですが、白タクは危ないので避けたいですね。

その2へ続きます。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。