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オランダ/フローニンゲンをぐるっと歩く
2010/10/14
フローニンゲンは、街の中心に市庁舎があり、広場や市場があり、周辺をぐるりと運河が囲んでいる、オランダの典型的な街といえます。街の玄関口、フローニンゲン駅の前からバスがたくさん出ていますが、とりあえず歩いてみました。
まず、駅は運河の外にあるので、目の前にある橋で運河を渡りました。すると、川がボートに浮かぶように建つ、フローニンゲン博物館があります。残念ながら、見学する時間がなかったのですが、オランダをはじめ、ドイツや中国、日本の陶磁器コレクションがすばらしいとのことです。そしてひたすら北東を目指すのですが、路地が時々、入り組んでいて方向がわからなくなりそうですが、ところどころ案内があります。ショッピング街「Herestr.」にたどり着くと、とてもにぎやかです。そしてそのまま進むと、市庁舎の裏手に出て、グローテ・マルクト(Grote Markt)に着きます。
このグローテ・マルクト、オランダ語で"大きな市場"という意味で、オランダの田舎町にはたいがいあるそうです。特に、フローニンゲンのグローテ・マルクトはとても大きく、毎週火・金・土に衣料品、雑貨、アンティークなどの市が立ち、たくさんの人がいてにぎわっていました。また、このあたりには、グルメスポットも多いので、夕方からレストランの外のデッキでオランダ名物のビール「ハイネケン」を飲んで楽しむ人々の光景がいたるところで見かけられました。
さらに北に歩くと、15世紀に建てられたというゴシック様式のマルティニ教会があって、カリヨンのある71mまで階段で上るとフローニンゲンの街を一望できます。そして、16世紀以降にナッソー家の王子たちの邸宅に使われ、花々がとても美しいプリンセンホフがあります。
街全体の建物がほとんど、16世紀だったり、19世紀だったりと、日本とはまったく違い、しかも歴史をとても感じさせるので、いくら歩いても飽きませんでした。さらに、治安面の心配もほとんどしなくていいくらいのんびり歩けました。海外に来て、これだけ安心して歩ける街も珍しいなと思ったほどです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。