みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ/アムステルダムとハウステンボスと

2010/09/20

アムステルダム 運河

アムステルダム 運河

もともと、オランダに行く予定はなかったと、前の記事で書きました。たまたま偶然が重なって今回、オランダを訪れることになりましたが、せっかくなので空港からそのまま目的地のオランダ北部のアッセンに向かう前に、アムステルダム市内に寄ることにしたわけです。

さて、空港から鉄道でアムステルダム中央駅に着き、荷物をとりあえず泊まる予定のホテルに置くため、トラムに乗りました。ちなみに、アムステルダム中央駅は、東京駅のモデルとなったといわれる駅舎。歴史と威厳を感じさせる、とても立派な建物です。

トラムに乗ってまず驚いたのが、これまで訪れたイタリアやスペインとはまったく違う光景です。歴史あるヨーロッパの典型的な建物が立ち並び、人々でにぎわい、運河があって船が行き交い、さらに花と緑であふれた6月いう最高の季節、まるで絵に描いたような景色が広がっているではありませんか。すばらしいという表現をしたスキポール空港に続き、またしてもオランダで感動を覚えた瞬間でした。

ちなみに学生時代、長崎のハウステンボスに行ったことがありますが、あくまであちらはテーマパークだったんだと、10年以上経ち、まさに実感しました。当然ですが、とても本物にはかなうはずがありません。

さて、目的のホテルのそばにあるという停留所を降り、運河沿いに歩き始めたものの、いくら歩いてもホテルは見当たりません。そして住所をよく見ると、運河の名前は同じなんですが、番号がかけ離れていることに気づきました。おそらく地図を検索する際、間違って入力してしまったようです。がんばって歩こうとしましたが、まったくたどり着かないうち、1人のオランダ人の老人に「大丈夫か?」と声をかけられ、住所を言うと「えっ!かなり離れている!歩いて行けるはずがない!」と叫ばれ、あるホテルを指さしてタクシーに乗れとのことです。

異国でタクシーに乗るのはある意味、勇気がいりますが、運河沿いであればぼったくられる心配もないだろうと、タクシーに乗るとなるほど、とても歩ける距離ではなく、乗って大正解でした。まったく、アムステルダム訪問、いきなり「迷子」から始まるとも思いませんでしたが。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。