みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ北部の大学街・フローニンゲン

2010/09/09

フローニンゲン駅

フローニンゲン駅

オランダで滞在したのが、アムステルダムともう1つ、フローニンゲンです。

フローニンゲンは、オランダの北東部にあるフローニンゲン州の州都で、東に40kmほど行くともうドイツの国境があります。オランダ国鉄のIC(インターシティ、特急)でも、約2時間半かかりました。なぜこの街に滞在したかというと、となりのドレンテ州のアッセンで行われたオートバイの世界選手権、ダッチTTがあったからです。

アムステルダムから鉄道に乗っても、直通列車はありません。アーメルスフォールトという駅で降りて、フローニンゲン行きに乗り換えた終着駅です。オランダ国鉄の終着駅ですから、ほぼ最北端に位置します。フローニンゲンまでの車窓は、のどかな国そのものです。牛や馬がいて、風車が回っている、しかも6月という最高の季節で、いかにも酪農国家のオランダが堪能できる風景でした。

さて、フローニンゲンは、けっこう思っていたより都会でした。おそらくオランダ北部最大の都市だからでしょうか。H&MもマクドナルドもBODY SHOPもバーガーキングも、大きめのデパートまでありました。

また、フローニンゲン大学という、オランダでは有名な大学があって、若い学生が多いのでとても活気があります。ちなみに、このフローニンゲン大学は、大阪大学と姉妹校だそうで、街には日本人らしき学生もちらほらと見かけました。

フローニンゲン駅は、街のほぼ外れにあります。駅の前の運河を渡って歩くと、街の中心部であるグローテ・マルクトにたどり着きます。普通に歩いてもおそらく15分くらいかかるかもしれません。駅からバスもありました。

賑やかな街ですが、治安面の不安を感じさせない、とてものどかな雰囲気があって、とても気に入りました。しばらく滞在する街としては、スーパーも銀行もちゃんとありますし、とてもいい街という印象です。ただ、アムステルダムから2時間半あまりかかると、さすがに遠いなとは思いましたが、機会があればまたぜひ滞在したい街です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。