みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ/生で鑑賞する、レンブラントの「夜警」

2010/10/04

国立ミュージアム

国立ミュージアム

アムステルダムには、有名なミュージアムが2つあります。1つが、オランダ最大の国立ミュージアム、そしてもう1つが、国立ゴッホ美術館です。

国立ミュージアムは、アムステルダムの中心にあるダム広場の西側にあります。隣りに国立ゴッホ美術館があるので、このあたりは美術ファンには必見のスポットだと思います。私もたまたま泊まったホテルが近かったので、せっかくアムステルダムまで来たのだし、このミュージアム巡りをするため、ホテルから運河を渡って歩いて行きました。

まず、国立ミュージアムの荘厳な建物に圧倒されました。ただ、たまたま私が行った時は建物が修繕中で、半分ほど見えなかったのが残念でしたが、それでもその偉大さは伝わってきました。ちなみに、東京駅のモデルとなったアムステルダム中央駅を設計したペトルス・カイパースがこのミュージアムも設計しました。しかも、純粋にミュージアムの身の目的で建てられたヨーロッパで最初の建物だと高く評価されていると聞きました。

しかし、すばらしいのは、建物だけではありません。ミュージアムに所蔵されているオランダ絵画コレクションもとても有名です。特に、日本の美術の教科書にも出てくる、レンブラントの「夜警」は必見です。予想よりもはるかに大きな絵画と迫力に圧倒されました。これまで行った数々の海外でのミュージアムで見てきた中でも、この「夜警」は印象に残った作品の1つだと言えるほどでした。

さらに、ここで知ったのですが、本物の「夜警」の横に、やや小さめのレプリカ作品があり、よく見ると、本物に描かれていない人物が端にいました。これにはちょっとしたエピソードがあって、大きな本物のキャンバスを移動する時に、端をカットしてしまったからだとか。

また、日本人に人気のフェルメールの絵画もたくさんあります。日本語の音声ガイドや解説書もありましたので、ここは日本人観光客が多いスポットでもあるようだと感じました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。