みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ/イタリアにいるならオランダも行っちゃえ!

2010/09/09

オランダ

オランダ・アムステルダム

オランダには正直、もし行くことがあっても、たぶん50歳、60歳を過ぎてからかしら、なんて漠然と考えていました。イギリスも同様で、また行ってないフランスも同じ。ヨーロッパでも、イタリアとスペインというラテン系の国々に魅せられた者としては、なんとなく刺激が少なそうな国は、とりあえず後回しと思っていました。

しかし、人生わからないものです。これもまたオートバイのレースがオランダで開催されることがあって、その前の週にイタリアにいた自分。当初、日本とイタリアの往復だけで帰国するスケジュールだったのが、直前に勤めていた会社をあっさり辞めたのもあって、思わず時間ができてしまいました。そこで「せっかくヨーロッパまで行くならもったいない、オランダも行っちゃえ!」のノリ。はい、嘘のような本当の話です。

同じヨーロッパだし、なんとかなるだろうと、宿も飛行機も手配しないまま、日本を離れました。本音のところ、せめて飛行機の足だけは確保しておきたかったのですが、ルフトハンザ・ドイツ航空の公式サイトで買った格安チケットが「ルート変更などは最初の目的に着いて以降しか変更できません」などという規則により、まずイタリアにたどり着かないと先に進まないとのこと。万が一、変更できなかった場合に備えて、その先のオランダの宿も確保しようがなかったわけです。

その航空券の変更で少しトラぶりました。まず、日本からフランクフルトにはたどり着いたものの、次のボローニャ行きの飛行機が途中で引き返し、代替便で4時間遅れ、着いた時にはルフトハンザのカウンターは余裕で閉まっていたからです。そして、翌朝からルフトハンザに電話攻撃。飛行機のチケットは私の中でもトップランクに位置するほど重要度が高く、英語に自信があっても電話でトラぶっては大変なので、東京のルフトハンザコールセンターに問い合わせる毎日・・・あとで恐ろしい電話代の請求が来ましたが、日本語での対応ほど安心できるものはありません。スタートから3、4日経ってやっと無事、航空券の変更はでき、オランダに旅立つ手はずが整ったわけでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。