みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ/アムステルダムへの空路でトラブル続出

2010/09/12

ドイツ・フランクフルト国際空港

ドイツ・フランクフルト国際空港

前の記事で、イタリアから突然、オランダに行くことを決めたため、ルフトハンザの航空券変更でひと悶着あったという話をしました。その続きです。

まず、イタリア・ボローニャからオランダ・アムステルダムでは、KLMオランダ航空などの直行便がありますが、私が今回、ヨーロッパの旅で手配していたのはルフトハンザ・ドイツ航空。KLMとは所属するグループも違うため、ドイツを経由してアムステルダムに飛ぶルートにしか変更できなかったのは、まだよしとします。

航空券変更は、メールアドレスにあらかじめPDFが送られてきていたので、空港のカウンターでもスムーズにチェックインできました。しかし問題はここから。イタリアでは、出発時間が遅れるのは「当たり前」で、今回、フランクフルトへの便も当然ながら遅れました。しかも約1時間半。航空券を見ると、乗り継ぎ時間は2時間弱しかありません。本当に間に合うのか・・・飛行中も気が気でなく、とても寝ることもできませんでした。

そして、フランクフルトに到着したはいいものの、時計を見ると出発時間まであと10分しかありません。しかも、飛行機から降ろされたのは滑走路の上で、ターミナルまでバスで移動しないといけません。さらに、フランクフルトの空港にはターミナルが2つあり、バスで運ばれたのは別ターミナル、しかも離れているというおまけつき。もちろん私だけではなく皆、焦ってました。

とにかく、これでもか!というほど走りました。こういう時に限って、最も遠い搭乗口なものです。やっとのことでたどり着き、飛行機がまだ止まっているのを確認した時は思わずカウンターにへたり込みそうになりました。そして、カウンターの女性が言ったこと。「あなたの便、欠航よ。この飛行機は次の便。でも、乗れるように席は確保してあるわ」

まったく焦る必要はなかったわけです。万里の長城のようにも思えたフランクフルトのターミナル移動のダッシュは何だったんだろうか、と。さらに後で、人間がたどり着いても、飛行機に預けた荷物はもしそのまま飛んでいたら確実に届かなかっただろう、とも。  朝イチでイタリアを出たのに、オランダに着いたのはもう夕方でした。近いようでなんと遠かったことか。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。