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オランダといえば「ゴッホ」は見逃せない
2010/10/06
ゴッホ美術館
アムステルダムでもう1つ、見逃せないミュージアムが、国立ゴッホ美術館です。国立ミュージアムの横にあるので、ダブルでの鑑賞もできます。ただし、入場料は別です。国立ミュージアムが10ユーロだったのに対して、国立ゴッホ美術館は12.50ユーロします。
さて、この国立ゴッホ美術館には、ありとあらゆるゴッホの作品があります。というのも、当初、これらの作品は、ゴッホの弟の遺族によって管理されていたものの、ゴッホの名作が分散しないように1つの美術館で一般公開されることを願ったことによって、1973年にオープンしたとのことです。
ゴッホ個人のミュージアムとはいえ、油絵だけで200点、素描550点あまりもあります。しかも、ゴッホだけではなく、ゴーギャンやロートレックらのゴッホに影響を与えた同じ時代の画家たちの作品も展示されています。1階から4階までありますが、すべてをじっくり見るとなると、1日では足らないのではないか、と思ってしまうほどの量です。
特に印象に残ったのが、これも日本の美術の教科書に出てきた「ひまわり」や「寝室」「麦畑」などの作品です。やはり生で見るとその感動が違います。時系列で展示されていて、ゴッホの生涯を追うことができるようになっています。最後、自殺する頃になると、作品がかなり暗い感じになっていくのもよくわかりました。
また、ゴッホが模写したという浮世絵も見ました。ゴッホが日本に魅せられたというところまではどうもわかっていないようですが、異国で見る日本的な作品は、なんだかワクワクしますし、しかもゴッホですから、もしこの国立ゴッホ美術館に行くことがあれば必見かと思います。
ちなみに、この国立ゴッホ美術館の新館は、あの有名な黒川記章さんが設計して、日本企業の支援によって建造されてと聞きます。ピーク時はけっこう並びますが、オンラインチケットもあるようです。豊富なギフトショップでのおみやげ選びも、とても楽しかったです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。