みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダ名物「クロケット」と自動販売機

2010/09/09

アムステルダム ロゴ

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オランダの名物料理といえばなにか、と言われると、パッと出てくる人は少ないかもしれません。実はいろいろとある中で、その1つが「クロケット(Kroket)」です。

クロケットは、日本でもおなじみのコロッケの元祖と言われます。クロケットとコロッケ、なんとなく言い方も似ています。ただ、クロケットには形が2種類あって、1つが細長い形で、もう1つが丸くて一口大の形をしています。前者はクロケット、そして後者はビタボーレンと言います。日本のコロッケが楕円形でやや平べったいのとは少し違いますね。

さて、このクロケットの中身はというと、いろいろありました。ジャガイモだけが入ったもの、クリームコロッケのようなもの、バミ・ゴレンと焼きそばが入ったものなど、何種類もあります。私が食べたのは、ジャガイモが入ったおそらく一番シンプルな味を選びましたが、日本のあっさり味とは違い、香辛料がとても効いていました。

そして、このクロケット、いったいどこで買うかというと、自動販売機がメジャーです。コロッケの自動販売機というと、イマイチ想像がつかないかもしれませんが、本当にありました。しかも、アムステルダムの街のいたるところに、駅の構内に、さらに郊外の街でも見かけました。

自動販売機には、クロケットだけではなく、フライドポテトやハンバーガーなども入っていました。値段分の硬貨を入れるとクロケットなどが入っているケースの扉が開いて、中から取り出せる仕組みです。もし、取り出すのに失敗して閉めてしまうと、二度と開かないので要注意です。

しかし、自動販売機に入れっぱなしで商品は大丈夫なの、と思うでしょうが、この自動販売機、恐るべき回転率で、オランダ人はおそらくおやつ代わりにと、次々と買っていきます。そのため、ドアの反対側では、必死に商品を入れていく店員の姿がありました。

そこまでしてなぜ、対面販売をしないのかも不思議ですが、オランダでこのクロケットの自動販売機は必見ですよ。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。