ヨーロッパ旅行記
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ローマで路線バスに乗ってみた

2013/04/16

ローマ市内を走る路線バス

ローマ市内を走る路線バス

映画『ローマの休日』で有名なスポットの1つ、「真実の口」からテルミニ駅に戻る時、ちょっと疲れていたのもあり、地下鉄の駅まで歩くのが面倒くさくなり、その真実の口がある教会の前からテルミニ駅行きのバスが出ているのを見つけ、しばらく待ってみました。

でも、夕方の通勤ラッシュと重なったのもあり、目の前の道は混雑していて、当然、バスは時間通りに来ません。テルミニ駅行きではない別のバスが来ても、テルミニ駅行きはまったく来ない。ただ、ローマでバスに乗ったことがなかったし、朝5時起きでパリからローマに飛んでそのままコロッセオ、フォロロマーノ、そして真実の口とめぐって歩いてきたので、疲れが・・・と、しばらく待っていると、バスの停留所に「あと15分」の表示が!

日本のバスの停留所にもたまに「2つ前の停留所にバスが到着しました」的な案内が出ることがあるけど、ローマにもあるんだ、と。ただ、その15分からしばらくまた動かず。おそらく道が渋滞していて前に進まないのだろうけど、当然のごとく、まわりのイタリア人は文句の1つも言わず、イライラもせず、「まぁ、仕方ないか」的な雰囲気で待ってました。

やっとのことで、テルミニ駅行きのバスが見えてきたら、ほぼ満員。ドアが開いた瞬間、順番など誰も守らない、乗ったもの勝ちな空気を感じ、ここは大阪人でとりあえず強引に、なんとかバスに乗りました。ちなみに、横にいた日本人観光客の女性グループはその勢いに押されたか、上手に乗り込めなかったようでした。

バスのチケットは、たまたま地下鉄の1日券を持っていたので、これと共通でそのまま使えました。ただここでもしっかりバス車内にある機械で刻印。途中、ヴェネツィア広場あたりでほとんどの人が降りたので座ることができました。

バスの車窓から眺めるローマの街並みはやはり楽しいものがありました。そして、いたるところにローマ帝国の遺跡があり、工事中があり(延々と工事は終わらないようです)、他のイタリアのどの都市とも違うものを感じました。

行き先さえはっきりしていれば、ローマの路線バスもそれほど難しくないと思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。