ヨーロッパ旅行記
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ローマ/「ヴィットリアーノ」ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

2013/04/01

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ローマの中心、ヴェネツィア広場に行きました。この広場から、四方に大きな通りが伸びていました。コルソ通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りなど、いずれもローマの主要道路。そして、ヴェネツィア広場のそばに、真っ白な大理石の大きく、とても立派な建物がありました。手に持っていた『地球の歩き方 イタリア』を開いて調べると、「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」でした。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂は通称"ヴィットリアーノ"と呼ばれる、ローマのランドマーク的存在だと、地球の歩き方を現地で開いて初めて知ったほどだったので、少々恥ずかしい気分に・・・ヴィットリアーノは、イタリアが統一されたのを記念して1911年に完成したもの。ネオクラシック様式で、16の円柱が弧を描くコロナーデには、まず圧巻されました。

とにかく大きくてすばらしい建物。階段の両脇にこれまた立派な噴水があって、右側が「ティレニア海」、左側が「アドリア海」と書かれてありました。そして、中央に鎮座する騎馬像がとてもカッコいい。この騎馬像にまたがる人物こそ、イタリア統一を成し遂げたヴィットリオ・エマヌエーレ2世。建物の台座の中央にローマの像、右側が祖国愛と勝利、左側が労働の勝利を表しているとのこと。

他のローマの古い遺跡群に比べると、100年経っているとはいえ、明らかに新しさが際立っているのだけれど、イタリアの彫刻らしい芸術性はとても感じられました。

大理石の長い階段を登ってみました。すると、ローマの街並みが一望できてビックリ。コロッセオ、パランティーノの丘、ヴェネツィア広場はもちろん、四方に伸びるコルソ通りなど、ローマの街の大きさや位置関係がここでよくわかりました。まず、ローマ観光でここに来て登って景色を一望してから回ると、わかりやすいだろうなと思いました。階段を登る途中、カフェテリアもありました。パニーニなど軽食がメインで、景色もよさげだったので次はぜひここでランチをしたいものです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。