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とってもややこしい、キューバのお金の話

2016/10/25

キューバに旅行する際、まず知っておきたいのは、キューバには2種類の通貨が流通しているということです。

旅行者が使う通貨は「兌換(ごかん)ペソ」=CUC(クック)と呼ばれていて、1CUC=US1ドルで両替できます。宿泊費やレストランの支払いなどは、もっぱらこちらのCUCを使うことになります。

もうひとつは、人民ペソと呼ばれていて、1CUC=24人民ペソです。これは主にキューバ人が市場で買い物したり、公共バスや乗り合いタクシーを使ったりするときに使う通貨です。

旅行者には縁のなさそうな人民ペソですが、持っていると意外に便利なことも。というのは、街を流している乗り合いタクシーに乗るとき、人民ペソを持っていると10ペソで乗れます。

また、市場や道ばたの野菜売りから何か買いたいときも、人民ペソでのやりとりになります。マンゴー2個で5ペソくらいでした。

もちろんCUCにも50センタボス(半CUC)や25センタボスコインがあるので、人民ペソの変わりにそれで支払ってもいいのですが、CUCは大体キリのいい値段でしか支払いがないので、この半端な小銭を手に入れるのが結構難しいのです。

そしてCUCで支払うと、人民ペソでお釣りが返ってくるわけですが、計算がややこしいのでよくお釣りをごまかされたりします。

人民ペソは、ハバナの空港の2階にある両替所で旅行者でも普通に手に入ります。ただしUSドルから人民ペソへの直接両替はできないので、一度ドルをCUCに替えてから、CUCを人民ペソに替える必要があります。

ただし、24人民ペソでできることは意外に多いので、両替しすぎに注意です。余ったらもう一度CUCに両替して、それからドルに替えることもできますが、CUC買戻しの際のレートは25ペソ=1CUCになります。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。