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キューバ・トリニダーで本格乗馬体験

2016/12/08

馬がまだまだ日常的な交通手段

馬がまだまだ日常的な交通手段

キューバの地方都市では、馬がまだまだ日常的な交通手段です。トリニダーの町でも、石畳の上をたくさんの人を乗せた馬車がガタゴト通り過ぎていきます。

そこで、乗馬に関するアクティビティも充実しています。わたしはそのうちのひとつ、馬で国立公園内を歩く、というアクティビティを体験してみました。

子供の頃ポニーに乗った記憶はあるものの、それ以外で馬に乗ったことなどないわたし。大きな馬にまたがると、視界の高さは2.5メートル近くになり、かなり怖かったです。しかもわたし用に連れてこられた馬は落ち着きがなく、指示してないのに勝手な方向にギャロップで走り出したりするものだから、びくびくでした。

馬は人の気持ちを読むといわれているので、きっとわたしの不安を感じ取って馬も不安になっていたのかもしれないですね。結局ほとんどの間、ガイドさんが手綱を握って制御してくれました。

そんなへっぴり腰で恐る恐る向かった国立公園。雨季に入ったばかりの時期だったので、緑がとても青々と濃く、気持ちがよかったです。途中でガイドさんの知り合いの民家に立ち寄って、ビールを飲んで雑談したり、庭を見せてみらったり。

キューバ 国立公園のうさぎ

キューバ 国立公園のうさぎ

その後森の中を進み、大きな滝つぼのある滝までたどり着きました。10メートルほどもある崖から滝に向かって飛び込む観光客多数。

大きな滝つぼ

大きな滝つぼ

帰りには公園内に一軒だけあるカフェで、キューバのコーヒーを目の前で挽いてもらって味わいました。

キューバの観光では、ガイドさんが必ず地元の商売と結びついていて、やれカフェだ、土産物だ、とあちこち連れて行かれることが多いです。面白い体験ができることもあるので、全部がわずらわしいとは言いませんが、興味がない場合はしっかり断ることが必要です。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。