カリブ海の島々の魅力
メキシコのコスメル島、ベリーズのキーコーカー、オランダ領アルバ(ベネズエラの沖にある島)の島々について、特徴や魅力を紹介します。

コスメル島の宿泊事情

2016/09/27

カリブ海リゾートで、豪華客船の人気寄港地でもあるコスメル。宿泊費は他のメキシコの観光地に比べてもかなり割高です。

コスメル島に行ったのは、メキシコでの旅を始めて間もないこと。宿のベストプライスをゲットするにはネット予約が一番、と思い込んでいたわたしは、コスメル島の宿もネットのホステル予約サイトで探しました。

しかし少数の宿しか見つからず、どこもかしこも高い…。それでも「まあ場所が場所だし、こんなものだろう」と思い、ダブル45ドルの部屋を予約。

そのホステルは町の中心部からは20分ほど歩くばかりか、夜は真っ暗になるので安全性にも疑問符が。あまりいい条件とは思えませんでした。

しかしコスメル中心部の目抜き通りを歩いていると、「ダブル35ドル」とか、それ以下の料金のサインを出しているホステルが結構あるのです。聞くだけ聞いてみると、空き室もあるとのこと。単に予約サイトに登録していない宿が多いだけのようでした。

コスメルに行ったのは2月で、ホリデイシーズンほどではありませんが、カリブ海ではハイシーズンに当たります。それでもこれくらいの値段で空き室が見つかるのですから、低予算派はホステルは現地で見比べて探すのが一番だと思います。

ちなみに、ホステルには基本的にキッチンがあることが多いので、自炊をして節約することもできます。海沿いの中心部から内陸に10分ほど歩いたところに、大きなスーパーマーケットがありますので、そこで食材は何でも揃います。

お酒もスーパーで買って安く済ませたい、という人にひとつ注意なのですが、中心部以外の商店やスーパーでは、夜9時以降と日曜日、また聖人に関わる祝日にはお酒を販売してくれません! そういったときにお酒を飲みたい場合は、少し高くても中心部のコンビニなどで購入しましょう。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。