葬儀社の選び方
葬儀社の仕事をしていた“けみさん"が良い葬儀社の選び方を紹介します。

こんな葬儀社は嫌だ

2014/10/30

葬儀社の中には利益のことだけを考えているところも存在しています。最近は多くの葬儀社が利用者のためになることを考えて葬儀を行っていますが、中には利用者は二の次。まずは利益を上げることという考え方のところがあるのです。大手の葬儀社の中にはノルマが課せられているところもあると聞きます。一昔前は葬儀にお金を掛ける人が多かったので、1つ葬儀が入ればかなり利益が上がっていたようです。しかし、不況も相まって最近では葬儀にお金を掛ける人が少なくなってきています。家族葬などあまりお金を掛けない葬儀も多くなってきている状態。葬儀社の経営も大変です。そんな中ノルマを課せられていれば利用者に対して葬儀社のスタッフは「この葬儀プランでは寂しいから。オプションを利用しませんか」と行ってきます。多くの人が葬儀を何度も経験するわけではないですし、故人のなくなったことで悲しみに浸っている中で言われると、つい葬儀社のスタッフの言葉にしたがってしまうのです。初めに決めていた葬儀プランでは手ごろな価格だったのに、オプションを取り入れることで最終的に予算以上のものになってしまったということも。オプションをどんどん進めてくる葬儀社は利益優先型に葬儀社です。あまりお勧めできませんね。ただし、葬儀の価格に糸目をつけないと話している家族には葬儀社側もどんどんオプションをつけてくるでしょう。今の時代そのような葬儀はなかなかないようですが。

スタッフの愛想が悪い
葬儀のスタッフは故人を安らかに見送ってあげるために出しゃばらないし、家族に対しても低姿勢。気配りも行き届いています。しかし中には首をかしげたくなることも。葬儀のスタッフは正社員ばかりではありません。アルバイトやパートの人が業務を行っていることも。アルバイトやパートであっても葬儀に携わるのであればきちんとした行動や振る舞いが出来ていなければなりません。しかし中には教育が行き届いていない葬儀社も。スタッフが葬儀の間つまらなさそうにしている、気がきかない、やる気が感じられない態度をとっていることも。他人の葬儀に行けば目につくことがあります。そのような葬儀社は絶対に利用したくないですね。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。