英語塾講師の体験記
英語塾講師として働いた経験を紹介します。

英語の塾講師になったきっかけ

2011/02/16

私は大学を卒業して初めて就いた仕事は塾講師でした。とある県では大手の学習塾に就職し高校英語の講師として勤めていました。私が塾講師という仕事を選んだのは大学時代に家庭教師のアルバイトを経験したことがきっかけです。お小遣い稼ぎにと思って始めた家庭教師でしたが、やっているうちにいろいろな生徒に出会い、彼らが目標に向かって頑張る姿勢や苦労しながら成長していく姿を側で見て、勉強を教えることで自分が生徒たちの役に立てれば良いなと思うようになりました。それなら学校の先生になればいいのでは?と思われるところですが、そのとき大学ではすでに教職の授業が半分近く終わっていたので学校教員を目指す道は選択肢になかったという単純な理由です。

私が就職活動をしていた時期は折しも就職氷河期と言われた頃でした。女子でしかも文系出身の私はその影響を思い切り受けてしまい面接を受けても受けても内定がもらえないというそんな日々が続きました。7割ほどの学生が夏休みまでには内定をもらえるという中、私は夏休み中も就活に精を出していたのですがその努力もむなしく就職先が見つからずにいました。そのときはもう疲れ果ててしまい一旦休んで秋以降の募集(秋採用といいます)に懸けてみようと決めました。そして臨んだ秋採用一社目から内定をもらうことができ、こうして塾講師への第一歩を踏み出したのです。まずは小中学校文系教師としての採用でした。これまで全然内定がもらえなかったのに何が良かったのかなと自分なりに考えました。はっきりとした理由はよく分かりませんが私の熱意が伝わったのかと思います。家庭教師を通して自分が学んだことやその経験をどのように活かしたいかを一番はっきりと伝えられたのがこの会社でした。

これからどんな生徒に出会うのだろう、自分にはちゃんと教えることができるだろうか。内定が決まったときは嬉しい気持ちと不安とが入り混じっていました。私が勤めていた会社では入社する前の内定者の頃から会社主催の研修会と内定者同士が自主的に集まっての研修がありました。その研修については次に紹介します。

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ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。