神社参拝の旅
パワースポットや魅力的な神社は心を豊にします。全国のおすすめ神社を紹介します。

神社巡りのきっかけをあたえてくれた二王子神社(新潟県)

2012/06/12

二王子神社(新潟県)

二王子神社

二王子巨石

二王子巨石

神社参拝に行くようになったきっかけは風水師の方々の多くが神社参拝をおすすめしていたからですが、日本各地の神社巡りをするようになったきっかけは二王子神社への参拝でした。

ある日、お昼から里宮である二王子神社に参拝してから二王子岳に登山して、奥宮に参拝しました。登山道はとくになく、木々に赤いリボンがつけられていて、そのリボンを目印にして登っていきました。登りはじめて約、三時間。頂上についたときにはすでに薄暗くなっていました。そこで急いで奥宮を探しましたがみつかりません。後に図書館で二王子神社を書いた小冊子をみつけて読みましたら、奥宮は台風で損壊してなくなっていたそうです。

奥宮を探すことをあきらめ、私は下山を開始しましたが、山の中腹についたときには、もう真っ暗闇でした。もちろん目印のリボンもみえません。ときには急な坂もある山です。私は2回も坂を転げ落ち、スニーカーも片足分なくなってしまいました。「遭難」という二文字が脳裏に浮かび、まさにその時、神さまに命がけでお祈りをしたのです。いわゆる困ったときの神頼みでした。

すると、私の目の錯覚なのでしょうか。道の左右に、三メートルほどの距離ごとにホタルのような明かりが灯ったのです。9月にホタルなどいるはずもないと思いつつも、足にタオルを巻きつけ、お尻を地面につけながらずるずると、明かりをたよりに里まで下りてくることができました。二王子神社をみると、階段のあたりに、古代装束姿の男女が、私を見守るように立ってみえました。その姿はホタルのようにぼんやりと光っていました。

私はそれ以来、神社には高貴な存在がおられると思うようになりました。すべての神社ではないにしろ、ほとんどの神社には高貴な存在がおられると思いました。ちなみに二王子岳には、ピラミッドでみかけるような長方形の巨大な石が多数みかけます。

ご利益は、真剣に悩んでいることに関して応えてくださるということです。祭神の現在は熊野の神や大国主神、豊受大神と看板に記載されていますが、小冊子には、神仏習合時代には、熊野権現、不動明王、蔵王権現、奥宮に大黒天と毘沙門天を祀っていたそうです。今の神事をみていますと、神仏習合の祭神でのものと思えます。

二王子神社は、私の命の恩人の社なのです。

二王子神社について

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。