神社参拝の旅
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甦りの社、熊野本宮大社(和歌山県)

2012/05/08

熊野本宮大社

熊野本宮大社

私が熊野に行こうと思ったきっかけは、私の故郷の地名の由来が、流れ着いた熊野のご神体を洗って祀ったところから、洗いから荒井となり、荒井浜となったと図書館の文献を読んで、熊野にとても興味を抱いたからです。

世界遺産に登録されている熊野古道とは、和歌山県にある、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道(さんけいみち)のことです。熊野三山のひとつ、熊野本宮大社は、そのなかでも中心的な社です。鳥居をくぐると、「日本の甦り」という旗が掲げられています。なんとなく故郷に帰ってきたような感じがしました。熊野本宮大社へは、交通機関が限られていて、少々時間がかかりますが、それだけの価値がある社だと思いました。神紋は「八咫烏」。日本サッカーのマークにも採用されているものです。

風水師の方のお話では、貯蓄運と健康運をアップさせる、やさしい感じの気で充満しているとのことです。私も、ぬくもりのあるあたたかみのある感じを受けました。甦りの地だとされているわけですが、確かにプライベートなことで甦りがありました。

私は、「伊勢に七度、熊野に三度。どちらを欠けても片参り」と印刷された布をいただいて帰ってきました。熊野本宮大社は、昔ながらの風情をそのまま残している、まさに日本の聖地のひとつだと思いました。今でも思いだすのは、熊野の地に行ったときには、気候が温暖でとても過ごしやすかったのに、地元に帰ってきましたら、道路に雪が積もっていたことです。日本は北から南まで長いのだと改めて感じたものでした。

熊野本宮大社・公式ホームページ

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。