カメラ女子の心得
「カメラ女子」がブーム。本格的な一眼レフカメラを手に、グルメや寺社、花、イベントなどを撮りに行こう。必要アイテムや撮り方を紹介します。

撮るテクニック:グルメ

2013/05/27

東京・銀座のチョコ専門店「ジョエルデュラン 銀座本店」にて

東京・銀座のチョコ専門店「ジョエルデュラン 銀座本店」にて

東京・銀座のチョコ専門店「ジョエルデュラン 銀座本店」にて

東京・銀座のチョコ専門店「ジョエルデュラン 銀座本店」にて

いざカメラを手にしても、ただ単に漠然といろいろ撮っているだけでは、まったく上達しないし、もったいない。カメラは「撮る」モノによって、撮り方が違います。

まずは「グルメ」から。ランチ時、料理が運ばれてくるとパシャ!と撮るカメラ女子、本当によく見かけます。ランチだけじゃなく、ケーキなどのスイーツも、カメラ女子がよく撮っている。

グルメをお店で撮るなら、窓際近くの席を確保するのが、第一条件。料理に当たる"光"が重要だからです。プロの場合、大きな照明を持参して撮りますが、普通はそんな機材を持ってても邪魔になるだけ。料理はちょっと光が当たるだけでもおいしく見えますから、自然光を頼りに窓に近い席に座るのが一番てっとり早いのです。

そして、料理は全部を無理やり入れなくてもOK。一番撮りたい"メイン"を中心に、他の料理を小さく入れたり、あえて"ボケ"させてしまったり。例えば、ランチセットをすべて、まんべんなく入れるより、メインがパスタならパスタ、肉料理なら肉料理を真ん中に持ってきてフォーカスするのが重要です。

また、料理とともに、背景もぼかし気味に入れて、お店の雰囲気を伝えるのも手。ステキなお店だとなおさら、ぜひ入れたいものです。

でも、料理を撮るのに夢中になりすぎて、肝心の料理をおいしく食べられなかったら残念。だから、料理はサッサと撮っちゃいましょう。特に、アイスクリームやシャーベットなどは溶けてしまうので、本当にすぐ撮ってしまわないといけません。ただ、撮るのに焦ってしまい、あとで見たら写真がぜんぜんダメだった・・・という事態もあり得るので、料理は本当にスピード勝負!

あと、グルメや旅行の雑誌やガイドブックなどを参考に、どんな撮り方をしているのか、先に"勉強"しておくといいです。プロの写真はすごく参考になりますし、次に自分が似たようなグルメを撮る時に役立つこと、間違いありませんから。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。