作詞家の舞台裏
「作詞家の日常生活」「作詞家の収入源」「作詞家のメリット」「作詞家のデメリット」「作詞家になる方法」など作詞家の舞台裏を紹介します。

作詞家のデメリットとは?

2014/04/15

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作詞家のデメリットは、家族との時間が長いという事です。初めの内は家族とのコミュニケーションが取れて満足していましたが、仕事が自宅という事もあり、プライベートとビジネスワークの区別が大変です。

朝食をすましてから「行ってきます」と一旦自宅を出て、屋外で一服してから自宅に戻り「おはようございます」といって仕事に取り掛かります。一度気分転換してメリハリを付けようと考えた上での行動でした。しかし、奥さんや子供がいる時は仕事ができません。何故ならば、家族に私の仕事を理解する事が出来ず、テレビや話し声も大きく、まったく集中力が無くなってしまうからです。 

1日数時間の仕事ですが締め切りがあり、時にはイライラする事もあります。仕方なく喫茶店にいったり、車の中で仕事することが多くなりました。

また、締め切り前で焦っている時は食事をとりません。食事で中断したり胃に血が回ると頭がボケっとして、創作意欲が褪せてしまうからです。不規則な食習慣は健康に悪影響を与えるので、家族が寝静まった深夜に仕事をします。しかし、益々不健康な環境になってしまい、結局事務所を借りる事になりました。

仕事に必要な電話・FAX・パソコン・資料・備品を全て事務所に移すことで、朝の8時から夕方5時までをビジネスタイム、自宅は完全プライベートにできました。

私の場合は5年分の生活費を蓄えて作詞家を目指しましたが、不安定な収入もデメリットです。月に8つの作詞依頼があり、自主レーベルの運営と合わせて月200万円の収入がある場合や、2ヶ月まったく受注が無く、必要経費を支払うと赤字になる場合が混在しています。そこで、必要経費を除き私も給料制にしてみました。すると、収支の落差による不安定感が解消されて気が楽になり、奥さんに給料として渡せます。

私は作詞家として生計を立てていましたが「職業は作詞家です」というと、殆どの人から「え!作詞家で生活できるの?」と不信な目線で見られる事があります。私にビッグヒット作品があれば地元の名士ですが、マイナーレーベルで知名度がありません。

設備投資や新規プロジェクトで銀行に融資の相談をしましたが、個人事務所の作詞家ではダメでした。作詞家という職業に信用が無い訳ではありませんが、本人の実績が問題なのです。しかし、ヒットした作品には担保権があります。作詩の著作権を担保に銀行から融資を受ける事ができると、後から聞かされました。

う〜ん!作詞家のメリットもデメリットも実力次第という事ですね。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。

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