作詞家の舞台裏
「作詞家の日常生活」「作詞家の収入源」「作詞家のメリット」「作詞家のデメリット」「作詞家になる方法」など作詞家の舞台裏を紹介します。

作詞家の収入源は不安定?

2014/03/31

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作詞家の収入源には、依頼料・印税・講演料・審査員・添削指導などがあります。売れっ子作詞家と新人作詞家では、収入のバランスシートが大きく違うのです。売れっ子作詞家は印税だけで月に数百万から数千万ありますが、それ以外の作詞家の印税は「すずめの涙」ほどもありません。

私の場合は、P盤の作詩依頼があると24万円の依頼料を頂いていました。何故ならば著作権登録をしませんから、作家に印税が入ってこないのです。

私の場合は、作詞のコミュニティーを運営していたので添削料が入ってきました。1作品3000円の添削料は結構な収入源で、月に100件以上になる事もあります。しかし、添削指導すると自分自身のノウハウや歌詞を与えてしまい、次第に枯渇していきます。作詞家には指導者向きと実戦向きがあるのです。

日本作詩家協会に所属していると、地元を中心に色々な所から審査の依頼が舞い込みます。カラオケサークルの発表会、地元観光課の歌謡大会、商店街のカラオケ大会などです。

北九州の公会堂で開催されたカラオケチャンピオン大会の審査に出席した時の事です。まず、自宅までスタッフが迎えにきてくれましたが、場所に迷ったり遅刻しないようにです。開場2時間前に到着し、打ち合わせと審査基準を決めます。審査委員は3名で、長崎は五島に住む作曲家、鳥取の作詞家、そして私でした。

鳥取の作詞家は同門であり後輩に当たりますが、五島からきた作曲家は自称作曲家でした。以前に何度か会っていますが、まったく信頼性が無く作曲家協会会員を詐称しています。主催者に告げると「今から代わりを探すのは難しいので、このまま進行します」との事でした。

お弁当が出されましたが私は食べません。お腹がいっぱいになると頭に血が回らなくなり、集中力がボケてくるからです。詐称作曲家はお弁当を食べて、ウーロン茶をガブ飲みしています。「あんた、そんなに食べたら胃に血が回って頭がボーとするやろ」といったら、いそいそと楽屋を出て行きました。この作曲家は審査の途中でコックリしていました。

審査が終了し、各賞の授賞式が終了すると再び楽屋の戻ります。ここで、主催者から審査料が渡されました。私の中身は10万円、詐称作曲家は3万円です。その後、打ち上げに出席し帰ろうとしたら、お車代として10万円渡されました。用意されたタクシーで帰宅すると、タクシー代は頂いているとの事でした。この日のカラオケ審査料は20万円でしたが、売れっ子作家は更に高いのですよ。作詞家は印税だけでなく、副業が本業の場合もあります。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。

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