作詞家の舞台裏
「作詞家の日常生活」「作詞家の収入源」「作詞家のメリット」「作詞家のデメリット」「作詞家になる方法」など作詞家の舞台裏を紹介します。

作詞家の日常生活とは?

2014/03/25

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作詞家も朝起きて家族と朝食をとり、子供を学校に送りだします。ただ、その後打ち合わせやレコーディングの立会い以外、ほとんど出社する事がありません。何故ならば、レコード会社や出版会社と契約しているだけで社員ではないからです。社員ではありませんから、給料もボーナスも保険もありません。

私の場合は、朝6時に起床して家族3人分の朝食を作ります。殆どハムエッグとトーストですが、二日酔いの時は茶粥にしています。室内禁煙ですからベランダで一服して、コーヒーのブラックを飲んでいると、娘が「行ってきます!」と元気に登校していきます。

その後、私は新聞を読みテレビのニュースを観て様々な情報をメモしておきます。自宅には、小説やビデオ、ファッション雑誌、芸能雑誌、コミックが沢山あり、日刊・週刊・月刊の新本を自宅に届けてくれます。

特に愛読するのは、恋愛モノのコミックです。不倫、略奪愛、出逢い、別れ、再会、結婚、離婚など、女性の心理を垣間見る事ができます。女唄の作詞家は殆ど男性であり、女性の深層心理を漫画から抜き出します。

また、視聴率が高く話題性のあるテレビ番組は録画しておきます。流行のトレンドや現代の恋愛感、そしてファッション感覚を探る事ができます。ドラマには使われなくなった死語や意味不明の新語があり、頭を若返らせる効果があります。

私の奥様は外国人で料理が出来ませんから、ランチは殆ど出前になります。小料理屋が常連客専門で仕出しをしている弁当で、お客の好みと栄養バランスが人気です。ランチを食べたら昼寝タイムで、長い時は2時間以上寝ています。

夕方4時頃から夕食の支度に係り、娘が帰宅すると早めの夕食になります。夕食後は私だけ行きつけの小料理屋に行きます。お店が開店前でも気にしませんし、大将と女将も快く受け入れてくれます。

私が座る席はカウンターの一番奥で、意識せずにお客さんを観察できます。恋人同士、ご夫婦、不倫、ホステスさんとの同伴など様々な人間模様を観察できます。その後も、焼き鳥屋、お好み焼き屋、スナック、クラブ、喫茶店など、日暮れから深夜遅くまで様々な人間観察をします。

ここまで書くと、ただ遊んでいるだけの無職ですが、作詞家の仕事は人間観察が一番です。様々なジャンルの音楽やヒットソングを聴き、最新のビデオを観賞するのも、作詩の資料として頭の引き出しに入れておく重要な仕事なのです。都合の良い言い訳に聞こえると思いますが、その通りです。作詞家は仕事が終われば次の仕事が入るまで無職です。作詞家の日常生活は、無職の遊び人と思われても仕方ありません。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。

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