ニカラグア オメテペ島ってどんな所?
「知っておきたい便利情報」「物価感覚」「交通機関について」「ニカラグア湖」「気候と、旅行時の服装について」などオメテペ島について紹介します。

オメテペ島の気候と、旅行時の服装について

2016/05/16

海抜の高さにあり、緯度も低めのオメテペ島では、季節は雨季と乾季の2つです。雨季は5月から10月くらいまでですが、1日中雨が降っている、ということはあまりありません。午後から夕方にかけて、1−2時間ざざっと降り、たまに夜通し降ることもある、といった感じです。

オメテペ島ではバナナの栽培が主な産業ということからも分かる通り、気候的には熱帯に属します。日中は日なたにいるとかなりじりじりと暑いですが、湿度はそこまで高くありません。アジアの「息もできないくらい暑い」というのとはかなり違います。日陰に入るとひやりとし、朝晩はびっくりするほど冷え込んだりもします。湖に囲まれているせいもあるかもしれません。

わたしがオメテペ島を旅行したのは12月の日本では冬にあたる時期でしたが、日中外を動き回るときはタンクトップとショートパンツで十分、ただ日によっては夜は薄手のはおり物が欲しいな、という感じでした。

文化的な面から言うと、女性はかなり保守的で、どんなに暑くてもジーンズをはいていたり、膝丈より上のスカートははかない、とオメテペ島に長期で住んでいるアメリカ人が言っていました。そのわりにトップスはすけすけ生地だったりするので、ちょっと眉唾ものですが(笑) 体の部分でも特に脚を見せないことが大事、というのは、他の地域でも保守的な土地柄だとよくありますね。

そのため、観光客だからと言ってあまりに脚の露出の高い格好をしていると、奇異の目で見られるかもしれません。また実用的な面から言っても、自然の中を歩き回ることの多いオメテペでは、日焼けや虫の害から身を守ることができるので、肌を覆う服装がベターです。

フォーマルな服や、おしゃれな服は持っていかなくていいでしょう。持っていっても、ファンシーなレストランやホテルなどないオメテペ島では着る場所がありません。荷物になるだけです。スニーカー、ビーチ用のサンダルは必携です。サングラス、帽子もあった方がいいですね。

カジュアルで実用的、アウトドア向けの服装というのが、オメテペ島を動き回るのに適した服装です。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。