初めての作詞入門 特別編
「ご当地ソングの作り方」「アンサーソングの作り方」「替え歌作詞法」「歌詞の続き作詞法」「作曲を依頼する方法」「編曲を依頼する方法」「CD&DVDを作る方法」など初めての作詞入門 特別編を紹介します。

替え歌作詞法

2013/04/16

替え歌作詞法とは、ヒットした作品や作詞者の好きな作品の「替え歌」を元に作詞する方法です。歌詞を変えるだけで個人が歌って楽しむ分は構いません。しかし、作曲のメロディーやカラオケをそのまま使用する事は著作権法に抵触します。

替え歌作詞法は、メロディーに併せた字脚と構成が判りやすく、作曲家に替え歌と言わなければ、歌詞だけ見せても判別できません。替え歌の歌詞を元に、まったく違うメロディーを作曲家が付けてくれます。

私は替え歌作詞法を鼻歌作詞法と呼んで、即興詞を作る練習に活用していました。机の上の原稿用紙に向かって作詞するよりも、街を散策した日常生活で、「お!これは歌になるぞ」と感じた時、直ぐ作詞できる能力を付けるためです。

ワルツの替え歌詞ならば、字脚がワルツに適した作品になります。元気のある歌ならば、替え歌詞も元気のある作品になります。悲しいバラード系の替え歌詞は、哀愁のある作品になります。アップテンポの替え歌詞は、字数が多くても纏まりの良い作品になります。

私は歌謡曲の「船頭小唄」を良く使用していました。日常の何気ない出来事でも、「船頭小唄」のメロディーで即興表現したのです。フィリピンの彼女が始めて自宅を訪れ、料理を作ってくれた時の事です。二人なのに、トマト5個・キャベツの大玉1個・オクラ10本・鳥肉1キロ・青唐辛子1袋そして、フィリピンのシニガンと言うスープの素を持って来ました。

♪船頭小唄の替え歌詞 おれは河原の枯れすゝき・・・

お前そんなに買い込んで
どうせ失敗するならば
材料半分残しとけ
後で水炊き作るから

まあ・・日本語が余りわかりませんでした。

作るのに何かメモを見ています。
「あんたねえ フィリピンの家庭料理でしょ 作り方わからないの?」と聞いたら「料理は今夜がはじめて・・」と言いました。

♪船頭小唄の替え歌詞 おれは河原の枯れすゝき・・・

包丁握る手おかしいよ
キャベツの芯は食べないよ
青い唐辛子全部かよ
先に正露丸のんでおこ

自分の思ったことを直ぐに歌詞にする能力は必要です。頭で考えるのではなく、心のままに表現する能力が作詞には重要なのです。替え歌作詞法では、字脚をある程度無視して構いません。字余りでも良いのです。

♪船頭小唄の替え歌詞 おれは河原の枯れすゝき・・・

流れ流れて 異国の地
今じゃ 日本語忘れてる
椰子の葉陰で昼寝すりゃ
椰子の実落ちてきて危ないよ

お粗末♪


森田一夫音楽クリニック
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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。