フィリピン語学留学(英語)・幼児&お母さん編
「幼稚園事情」「学費と教材」「幼稚園のセキュリティ」などフィリピン語学留学・幼児&お母さん編を紹介します。

フィリピン家庭教師について

2012/11/04

フィリピンで子供が英語を学ぶには、お母さんの語学力によるサポートが必要になります。しかし、語学力にあまり自信が無い場合は家庭教師を雇う事ができます。

家庭教師には、幼稚園の先生や教師の国家資格を持った方、そして大学生を雇う事ができます。幼稚園の先生が一番高額で、次に国家資格の教師、大学生となります。毎日数時間、週に数回、月に数回とライフスタイルに合わせて選ぶ事ができます。

幼稚園の先生は終業してからになりますので、夜の7時過ぎから9時頃までになります。子供の扱いとレベルに応じたレッスンに慣れているので、効率が良く子供の覚えも早くなります。通っている幼稚園に頼むと担当の先生が引き受けてくれる場合もあります。授業で判らなかった事を重点的に教えてくれるメリットがあります。時間給で200ペソ(400円)が基準です。

国家資格の教師は、家庭教師を専門にしているので時間帯に合わせた予約ができます。フィリピンでは、教師の資格を取得しても学校に就職しない方が多いのです。学校の教師は給料が安く、月額で12000ペソ(24000円)くらいしか収入がありません。資格だけを取得して家庭教師をした方が収入が多く、時間的な束縛を受ける事が少ないのです。

しかし、本当に講師の資格を持っているかは判りません。自称教師の方が多いかもしれないのです。時間給で150ペソ(300円)が基準です。

大学生は、学校が終わった6時から9時頃までの時間帯になります。大学生は日本より2年早く入学するので、16歳から20歳くらいになります。幼児に教える場合は何の問題もありませんが慣れてくると勉強中に携帯電話ばっかり打っている学生もいるので、お母さんが付き添う必要もあります。子供にとってはお姉さんみたいな存在で、他の教師とは違ったメリットもあります。時間給で100ペソ(200円)ならば充分です。

幼稚園の先生と教師の資格を持つ家庭教師は、其々に教材を用意してくれます。大学生の場合は、一緒にショッピングモールへ行き必要な教材を購入する事になります。幼稚園で配布される教材は購入しますが、無断でコピーされて他で使用されたり他の幼稚園に利用される事を嫌うので、学校で預かり持ち出しを禁止している場合があります。

一番大事なのは人柄と信用性です。はじめから長期契約ではなく、1ヶ月ごとの契約更新にする事をお勧めいたします。

そうそう、言い忘れましたが土日と祭日は働きません。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。