フィリピン語学留学(英語)・幼児&お母さん編
「幼稚園事情」「学費と教材」「幼稚園のセキュリティ」などフィリピン語学留学・幼児&お母さん編を紹介します。

フィリピン幼稚園のセキュリティ情

2012/11/01

フィリピンの幼稚園には周囲に高い塀やゲートがあり、セキュリティガードが拳銃とショットガンを持っています。ゲートに入るには、子供は制服とID、親は子供と同伴かガードと顔見知りになる事です。

幼稚園によっては、ガードに拳銃やショットガンを持たせず、警棒だけの場合もあります。私の娘が通っていた幼稚園のガードは、空の拳銃ケースを腰に下げているだけで手に黄色い旗を持ち交通整理をしていました。

セキュリティの厳しい幼稚園が安心かと言うとそうでもありません。警備が厳しいほど周囲が危険だという事もあるのです。保育園によっては、両親の送迎が義務つけられている幼稚園もあります。学校が始まる時刻を過ぎるとゲートは閉ざされてしまいます。遅刻すると午前中は休みになってしまいます。授業中にゲートを通過するには、ガードに用件を伝えて了承が取れると中に入れてくれますが日付けと住所と名前を記入してサインをします。

保護者へのIDは発行されませんんでイミグレーションでのIDカードをホルダーに入れて、首から下げると良いでしょう。

授業中に子供の具合が悪くなった場合は、保護者に連絡が入ります。幼稚園が病院に連れて行くことはありませんし、保護者のサインがなければ診察を受ける事もできません。幼稚園から連絡が合った場合は直ぐに迎えに行き、症状によって指定の病院まで行きます。

私学付属幼稚園の場合は、大学まである場合が殆どです。敷地内に大学病院がある場合は、診察の優先と治療費の割引を受ける事もできます。

日本と同じで幼稚園などの学校周辺には、好ましくないお店の出店は禁じられています。メインストリートに面した比較的安全なエリアに幼稚園は配置されています。送迎の為の一時駐車は可能ですが、子供を待っている間の駐車はできません。近くの有料駐車場や幼稚園の専用駐車場を利用します。駐車場は月極めと1回ごとに分かれていて、月極めは証明書をドライバーのフロントガラスに貼り1回ごとの場合は、駐車場の管理ガードに渡します。一般道路に駐車しておくと、車体に傷をつけられたり、車内を物色する者も居て危険性が高くなります。

海外での安全とセキュリティはお金を払って得るものです。日本のように無料ではありませんので、気持ちをしっかりと切り替えて於きましょう。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。