- ラオスってどんな所?
- ラオス旅行したそまちひろさんが、現地の様子を紹介します。
タイとラオスの国境を陸路で越えてみた
2015/11/10

ラオス側の岸
例えばタイのチェンマイから、ラオスのルアンパバーンに行きたいとします。一番の近道はチェンマイからバスでタイ東北部の国境チェンコーンに行き、ラオス側の国境フェイサイに渡り、そのままバスでルアンパバーンまで行ってしまうこと。
「乗り継ぎは大丈夫?」とか、「面倒くさそう」というイメージがありますか? でもチェンマイ、もしくはルアンパバーンの旅行会社では、タイ−ラオス国境越えシャトルツアーが星の数ほどあり、たくさんの旅行客が利用しているので安心です。わたしはチェンマイのゲストハウスで、1000バーツ(約3000円、2010年5月当時)ほどで予約しました。移動距離を考えると格安と言えます。
まず朝9時に10人乗りのワゴン車がゲストハウスまで迎えに来て、チェンマイ市内からチェンコーンまで行きました。途中チェンライという大きな町に寄り、5時間ほどでタイ側国境のチェンコーンに着きました。タイ側国境と、ラオス側国境フェイサイの間には、雄大なメコン川が流れています。必然的に国境越えはボート。なかなか楽しい国境越え体験です。
ラオス側の岸に着くと、すぐに入国管理局がありますので、入国の手続きをします。日本パスポート所持者は15日以内ならビザなしで滞在できます。(わたしは15日以上滞在予定だったので、国境で30ドル払って1ヶ月滞在のビザをもらいました)
入港手続きが済むと、30分ほど歩いてフェイサイのバスターミナルまで行きました。ここで大型バスに乗り換え、一路ルアンパバーンを目指します。
フェイサイからルアンパバーンまでは、途中夕食休憩をはさみ、14時間ほどの夜行バス移動でした。座席がフラットになるリクライニングバスというわけではなかったので、体力的にかなりきついものがありましたが、今となっては楽しい思い出です。
ルアンパバーンには早朝6時頃着きました。常に乗務員が誘導してくれたので、複雑なことや迷うこともまったくなく、快適な国境越えでした。
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。