- ラオスってどんな所?
- ラオス旅行したそまちひろさんが、現地の様子を紹介します。
ルアンパバーンのシーサワンウォン通りは観光の超要所
2015/10/22
ルアンパバーンの名物といえば、ナイトマーケットと早朝のお坊さんたちによる托鉢。どちらもルアンパバーンのメインストリート、シーサワンウォン通りで行われます。覚えておくと便利ですよ。
ナイトマーケット
毎晩17時すぎから22時ころまで、郵便局のある交差点から博物館のあたりまで、民芸品や食べ物を売る屋台が並びます。チェンマイのナイトマーケットに比べると規模は格段に小さいですが、ラオスの少数民族の工芸品を買うならこちらの方が断然安く質がいいものが手に入ります。チェンマイの屋台の人がここで買い付けをするほどです。
値段は交渉制です。こちらの人はその日最初に声をかけてきた客が何か買ってくれたら、その日の商売は上手くいくというゲンを担ぐので、始まったばかりの時間帯に行くと値引き交渉しやすくていいですね。
それとは反対に、終わりかけの時間帯に行っても、最後に少しでも売りたいという心理が働くので、割引してもらいやすいです。
でも、値引きと言っても50円、100円の世界です。そこまで時間をかけて交渉する価値があるか? とか、そのお金が相手にとってどれだけの価値があるか、も考えて、あまりゴリ押しな交渉は控えたほうがいいかもしれません。
托鉢
朝5時半ころ、シーサワンウォン通りをお坊さんたちが練り歩き、食べ物を集めて回る托鉢。ルアンパバーンの托鉢は規模が大きいことで有名です。
早朝のまだうす暗い中、鮮やかなオレンジ色の僧衣をまとったお坊さんたちが、列をなして歩く光景はとても幻想的。
一番観光客が集まりやすいスポットは、ルアンパバーン小学校前。こちらには托鉢用のもち米を売る人たちがスタンバイしているので、この人たちから購入して、お布施の作法を教えてもらうことができます。
基本的な注意事項は以下の通り。
・写真を撮るときにはお坊さんたちに敬意を持って、カメラを近づけすぎたりしない。
・フラッシュはNG
・上座部仏教のお坊さんたちなので、女性が触れることは厳禁。
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。