東京都大田区ってどんなところ?
「世界一美味しいビビンバ」「小さな中華街」「有名スポット池上本門寺」「銭湯の街」「焼き鯖すし」など大田区の魅力を紹介します。

食べたら得しかしない焼き鯖すし

2020/0811

東京都大田区といえば羽田空港。羽田空港といえば…皆さんは何を思い浮かべますか?各地の名店が集う飲食街、江戸時代の街並みを再現した江戸小路など、今や日本人も外国人も楽しめるスポットが盛りだくさんの羽田空港。そんなたくさんの見どころがある羽田空港の中で、私が一番に思い浮かべるのは「焼き鯖すし」。これを食べた時の感動は今でも忘れられません。

とは言え大田区の紹介記事で、この焼き鯖すしを取り上げるのは果たして許されるのか?と自問したのも事実。焼き鯖すしは、実は福井県のもの。それが全国の百貨店で開催される物産展などで知名度をあげ、羽田空港で売られる空弁として有名になりました。それをここで書いてもいいのか…。しかし!焼き鯖すしを食べたことのない人に是非この素晴らしさを伝えたい!と思い、「羽田空港の空弁として大人気の焼き鯖すし」として強引に書くことにしました。

焼き鯖すしは読んで字のごとく、焼いた鯖がのったお寿司。とても単純な料理ではありますが、これが口の中でとろける美味しさなんです。元々焼き鯖はお弁当などに入っていることがよくありますが、冷めても美味しく食べられると思いませんか?焼き鯖をお寿司にしたのは、そんな発想からだそうです。私は元々その存在すら知らず、愛媛旅行で羽田から松山空港に向かう前に友達が絶対に機内で食べたいというので知ったものでした。その時私は「ふーん」としか思わず、自分はサンドイッチなど買って飛行機に乗り込みました。機内にて「ひと切れ食べる?」という言葉に甘えて食べた時、買わなかった自分を呪いました。

どんな味かと聞かれれば、それはとてもシンプルな味。ただすごいのは鯖のとろける食感です。鯖自体がすごく肉厚で、魚なのにとてもジューシー。優しい味わいの酢飯と、焼き目がこんがり香ばしい焼いた鯖。ひと切れ頬張ると口いっぱいに鯖の脂が広がります。愛媛から帰京した時、私が買って帰ったのは言うまでもありません。鯖が大好物!という人以外でも、光り物が苦手ではなく、アレルギーでもない人は絶対に一度食べてみてください。食べたら幸せ気分になって得しかしませんので!

関連記事
ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。