東京都大田区ってどんなところ?
「世界一美味しいビビンバ」「小さな中華街」「有名スポット池上本門寺」「銭湯の街」「焼き鯖すし」など大田区の魅力を紹介します。

ディープタウン!大田区蒲田

2020/07/20

東京都大田区は昔ながらの町工場があったり、羽田空港があったり、歴史ある池上本門寺があったり…と非常にバラエティに富んでいる街。私は大田区の中でも蒲田という場所に住んでいたのですが、この蒲田は何というかとても色々な顔を持っている街だと思います。一部上場企業の本社があるかと思えば、昼間から酔っ払っている人が街を闊歩していたり…。実際に住んでいて抱いたのは「とてもカオスな街」という印象でした。

まず蒲田の特徴を挙げると、パチンコ屋さんが多いということ。私が住んでいた頃は、3軒連続でパチンコ屋さんがある通りもあり、さらにその裏手にもパチンコ屋さんがあったり、1分歩けばまたパチンコ屋さんというパチンコ通りのような場所ありました。熾烈な競争が繰り広げられ、さらに国の規制強化などもあって今ではその数は少し減ってきているようです。さらに居酒屋さんも多く、ちょこっと寄って気軽に飲める立ち飲み屋さんも多いです。どこのお店も安く、パチンコに負けてしまった人にも優しい値段設定になっています(笑)

私が蒲田に住んでいて一番印象に残っているのは、当時勤めていた会社(その会社も蒲田にありました)の上司から勤務終了時に言われた一言。「○○組と○○組の抗争が起きたから、帰りは気をつけて帰るように」という内容でした。念のために言い置きますが、私が勤めていた会社は至極真っ当な会社です。その会社で働き始めて半年ほど経っていた頃だと思うのですが、上司にそんなことを言われた私はものすごく困惑したのをよく覚えています。会社から10分のところに住んでいた私はいつも歩いて通勤していたのですが、出来るだけ賑やかな通りを通って帰るように上司に言われたのです。

私はこの記事に蒲田がディープタウンだというタイトルをつけましたが、この出来事でディープタウンぶりが伝わるかと思います(笑) しかし、もちろん当時と今では街の様子もかなり変わったのでご安心を。普通の人にとって蒲田は、物価も安くおいしいお店もたくさん、交通の便も良く賑やかな街だと自信を持って言える街です。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。