オーストラリア ケアンズってどんな所?
「ケアンズの魅力」「キュランダ鉄道」「レインフォレステーション」「スカイレール」「カジノ体験」といったケアンズの魅力を紹介します。

キュランダ鉄道でGO!(その2)

2019/01/25

列車がようやく駅に着くと、早速ガイドさんに指示された座席に座ります。私達は5人だったので、ラッキーなことに少し広めのボックス席に座らせてもらいました。他の人達は新婚旅行客が多いのか、ほとんど若いカップルばかりで、ボックス席に相席になっていました。

電車が走り出すと、窓から新鮮な風が入ってきて、とても気持ちよかったです。でも、やっぱり列車のスピードはノロノロでしたが(笑)その分景色をゆっくり見れるので良しとしましょう。車内の作りも、椅子や装飾品等がレトロな感じで雰囲気が良かったです。

キュランダ村に向かう途中途中でトンネルをくぐるのですが、列車とトンネルの間がほとんど無く、本当にギリギリで、ちょっと手を出したらトンネルにぶつかりそうでした。実際には、当然多少の余裕を持っているのでしょうが、乗ってる側から見ると結構ドキドキでした。また、列車が走っている横で子供達が平気で遊んでいたりするのにもびっくりしましたね。列車が通り過ぎる時には手を振ってくれたりしたので、こっちもうれしくて手を振り返したりしていまいた。

しばらく山あいを走っていると、列車の左側に大きな滝が見えてきました。この時期は雨が少ないので、滝の水量はそんなに多くなかったのですが、雨季の滝は凄いらしいです。確かに、私たちが訪れた時点でもかなり迫力ある滝だったのに、更に水量が多かったら相当凄そう。是非とも、雨季の時期にも行ってみたくなりました。 滝のすぐ前を通りすぎる時には、列車のスピードが更に遅くなるので、ゆっくりしっかり巨大な滝を楽しめて臨場感満点です。

また、大きな滝の所もそうでしたが途中で大きなカーブが数箇所あり、列車の先頭や後部が見えて、違う車両の人たちと手を振り合ったりして、列車の旅を存分に楽しむことができます。滝をバックに列車の最後部が見えたりして、リアル「世界の車窓から」状態を楽しむことができます。

列車は、キュランダまでの途中で一度バロン渓谷にあるバロンフォール駅に停車します。展望台もあって、そこからは駅の名前通り壮大なバロン滝も見えました。こちらの滝も、雨季のピーク時は壮大な滝が見られるそうです。展望台からは、この後にキュランダで乗る予定の熱帯雨林を上空から楽しめるスカイレール(ゴンドラ)の姿も見えます。

展望台を散策して約10分程すると、列車から出発の合図である汽笛が聞こえてきます。展望台にいた私達もあわてて列車へ戻りました。そして、全員が乗車すると再び列車はキュランダ鉄道の終点である、キュランダ駅へと向かいます。

列車に乗りながらゆっくり大自然を満喫できる「キュランダ鉄道」は、本当にお勧めです。ケアンズに行くことがあったら、是非列車の旅を満喫してみてください。

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ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。