選挙事務所のアルバイト体験記
選挙事務所はどんな仕事をするの?けみさんのアルバイト体験記を紹介します。

選挙に落ちたときの事務所は

2014/09/02

選挙事務所で野アルバイトは大変忙しいものでした。選挙戦最終日は昼間は比較的時間に余裕がありましたが、夕方近くになると選挙カーが返ってくる準備に大わらわ。最終日には支持者の人たちもお税やってきます。その為の会場準備にかなりも時間を割きます。選挙カーが帰ってきてから候補者のあいさつなどが終了しマイク収め。それまでの大変だった思いが蘇り、かなり感動したことを覚えています。そして次の日は待ちに待った投票日。相手候補に勝つか負けるかが決定する日。私がアルバイトに行っていた候補者は相手候補との僅差で勝つかな、若しかしてひっくり返されるかもしれないという状態。選挙の投票時間が終了し、開票が始まってもすぐには結果が分かりません。少しずつ開票結果が分かっていきますが、ライバル候補とは横一線。最終的に結果が分かったのは夜中になってから。なんとか選挙戦を制すことが出来、選挙事務所中は大騒ぎ。みんなで祝杯をあげながら喜びを分かりあった時には本当に涙が出るほどうれしかった。選挙事務所でのアルバイトは心身ともにかなり疲れ果てましたが、当確が決まった時の喜びや嬉しさを体験することが出来るなら、また選挙事務所でアルバイトをするのもイイかもと感じました。

しっかりと喜ぶ間もなく多くの来訪者の相手をすることに。選挙戦で勝てば急に来訪者が増えます。夜中であろうが関係なく多くの人が訪ずれていました。選挙に負けると途端に人がいなくなるとか。負けた選挙事務所でアルバイトをしていた人から聞いた話ですが、選挙戦を戦っている時でさえ、負ける可能性が高くなると人が急に来なくなるそうです。それまで応援していた人でさえ、劣勢が分かるとライバル候補の事務所に行き出す始末。勝てば議員バッジをつけることができますし、力を得ることができます。負ければバッジをつけることが出来なくなりますし、一般の人になってしまいます。厳しい世界だなと感じますね。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。