選挙事務所のアルバイト体験記
選挙事務所はどんな仕事をするの?けみさんのアルバイト体験記を紹介します。

選挙事務所内での初めての仕事は

2014/07/31

選挙事務所に行き始めて初めての仕事はリーフレットを折る作業でした。リーフレットには議員さんの紹介や最近の活動内容、さらに今後の活動目標などが記載されてあります。後援会の人だけでなく幅広く支持を訴えるための広報活動に必要なリーフレット。印刷工場からは折り目のないまま運ばれてきますので、封筒に入る大きさに三つ折りにすることが仕事でした。リーフレットを折るなんて楽勝だと思っていましたが、いくつあるの?いつになったら終わるの?というほど果てしない数のリーフレット。ベテランのおばさんたちがおり方のコツを教えてくれましたが、1日中同じリーフレットを折ることはかなりの苦痛でした。

リーフレットの後はポスターを丸める仕事
膨大な数のリーフレットをやっとの思いで折り終えたと思っていると次はポスターを丸める仕事。室内に貼るためのポスターただひたすら丸めて一つずつゴムでとめていく作業。これもかなり地味な作業でしたね。ポスターもどんどん運ばれてきます。地味な作業ばかりでしたが、選挙には必要な作業なので丁寧に行うことが条件。同じ作業を繰り返し行うことはかなり大変でした。長く同じ作業をすることは身体が大変つらかったのですが、そのころになると話をしながらでも手は動かすことが出来るように。慣れると作業も手早くなりますから効率も良くなっていきましたね。

リーフレットやポスターを使って
折ったリーフレットや丸めたポスターを紙袋に入れてセット。このセットを何十、何百と作りました。初めは何に使うんだろう?と思いながらの作業でしたね。これらは選挙区内の各地で集会を開き、その出席者に配るためのものでした。議員さんの支持を多くの人に広げるために多くの集会がひらかれます。10人程度の少人数のものもあれば、企業を訪れての大規模な集会など。集会が開かれる前にはリーフレットやポスターを出席者に手渡しました。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。