選挙事務所のアルバイト体験記
選挙事務所はどんな仕事をするの?けみさんのアルバイト体験記を紹介します。

とうとう選挙カーに乗ることに

2014/08/13

選挙事務所でのアルバイトの仕事は選挙戦がスタートするまでは事務方の仕事が主でした。集会の準備をしたり、事務所内で印刷物の処理をしたりなど。選挙戦がスタートスル1週間ほど前になるとかなり選挙事務所は活気づいてきます。来訪者も多くなるので、選挙事務所には多くの人でごった返しています。選挙戦がいよいよ明日に迫ってきたときに選挙カーに乗って欲しいと告げられました。選挙カーには一度も乗ったことがなくマイクを握らされるのかと思えば、選挙カーの皇族について走る車に乗って手を振って欲しいとのこと。なんだ楽勝だと思い快諾。しかし選挙カーに1日乗ることは想像以上に大変なことでした。

選挙カーでの1日
選挙カーは通常8時にスタートします。しかし選挙戦スタートの日には出陣式があります。夏の暑い日でした。出陣式が終了したら選挙戦が本格的に始まります。後続の車に乗りながら手を振り、手を振り返してくれた時には「ありがとうございます」「よろしくお願いします」と声をかけなければなりません。午前中は何とか体力が持ちましたが、かなり腕がだるかったですね。お昼休憩がありまたスタート。同じ腕ばかりを使うことは疲れるからと、左右の座る場所を交代しながら手を振り続けます。ただ、選挙カーにずっと乗っているわけではなく、候補者が車を降りると一緒について降りていきます。支持者の人たちに握手をしている間、マイクを握って支持を訴えている間に支持を訴えかけるためのチラシを配ることも大切な仕事の一つです。若い人が選挙カーに欲しいからと言われて乗ったのですが、やっとその言葉の意味が理解できましたね。選挙カーは夜8時まで走り続けました。その間何回か休憩はありましたが、選挙事務所に帰った時には体力の限界と思いうほど、疲れ果ててしまいました。ただ、その日1日ではなく次の日も選挙カーに乗ることに。2日目の選挙カーでは手を抜くポイントが分かっていたので、初日ほど疲れませんでしたよ。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。