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埼玉県羽生市/なかなか観られないお魚はいかが?さいたま水族館

2019/06/06

近年は水族館ブームとも言われているそうで、さまざまな場所で趣向を凝らしたイベントを実施しています。神奈川県にある江ノ島水族館では夜に宿泊できるイベントを実施して大人気になっているのだとか。

そんな数ある水族館の中でも、知る人ぞ知る埼玉県の水族館が「さいたま水族館」です。埼玉県と言えば海なし県。はっきり言ってしまうと、一般的な水族館にいる人気者のイルカやカクレクマノミといったメジャーな海洋生物はいません。「さいたま水族館」には荒川に住む淡水魚が約70種類ほど展示されています。淡水魚かとがっかりするかもしれませんが、展示方法が工夫されていて、水辺の生き物に興味があれば退屈しない作りになっています。

さいたま水族館では魚は分類ごとではなく、上流から河口エリアを下るかたちで展示されています。この魚はどのあたりに生息しているのか?どんな魚と一緒に暮らしているのか?など非常に分かりやすくなっているのです。

その中には国指定の「ミヤコタナゴ」や埼玉県の魚にもなっている「ムサシトミヨ」など珍しい生き物の姿も見えます。自分たちが暮らしている近くの川ではこんな営みが行われているのかと感動しますよ。

大人も楽しめる「さいたま水族館」ですが、子ども向けのコーナーもたくさん。金魚の水槽では下に潜り込み、中央に設置されたドームから金魚の泳ぐ姿を間近で観察できます。まるで金魚の水槽の中にいるようなユニークな姿になるため、人気のフォトスポットにもなっているそうです。その他にもカメもふれあいコーナーや魚のクラフト工作体験などさまざまなイベントが開催されているので、事前に開催時間など情報を入手しておくとスムーズ。

その他にも庭池には「ソウギョ」、「ニシキゴイ」といった大型の魚も飼育されており、エサをあげることが可能。迫力満点なので、こちらのコーナーも子連れで来館した際にはチェックしておきたいところです。

淡水魚の水族館というと地味な印象を受けますが、展示次第でこんなにも面白くなるのだと勉強になりました。一人やカップルも良いですが、特に家族連れにおすすめしたいスポットです。

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ライタープロフィール

えのきさん/女性/年齢:30代/東京都在住/限りなくブラックに近いグレーな会社で激務を5年間経験。その後、自由を求めてフリーランスとして独立。現在は元気すぎる娘に手を焼く日々。趣味は一人旅と野球観戦とアニメと漫画。