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埼玉県羽生市/江戸時代にタイムスリップ気分が味わえるSA「羽生」

2019/05/29

高速道路を通行している際、オアシス的な存在なのがSA(サービスエリア)。東名高速道で有名な海老名SAは焼き立てメロンパンや地名にちなんだ海老の軽食など単なる休憩場所ではなく、わざわざ立ち寄って楽しむスポットになっています。

そんな中、埼玉県にも有名なSAが存在しています。それは羽生SA。東北自動車道上にあり、下り方向では埼玉県で最後のSAで、上り方面では江戸(東京)方面への入り口といったところでしょうか。

この羽生SAは他のSAとは異なっており、独自の世界観を持っています。SAのテーマは「温故知新」となっており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような平屋建てをイメージした建物が並んでいます。忠実にも基づいて細部にまでこだわった作りになっており、時代劇のロケにそのまま使用できそうなクオリティです。

現代を思わせる自動販売機も、一見笹を売っているお店のようにカモフラージュされており、イメージを壊さない工夫が随所に施されています。

SAと言えば気になる食事も定番のうどんやそば、ラーメンはもちろんのこと、うなぎや鶏肉を使った鍋など他では味わえない和食などが充実。子供から高齢者まで楽しめます。

そして私のイチオシが「船橋や」のくず餅。その場で食べられるようになっているくず餅は黒蜜ときなこがたっぷりかかっていて、長時間のドライブで疲れた身体に癒しを与えてくれます。串に刺さった珍しいスタイルの「串くず餅」もあり、こちらは白あんなど季節のあんこに白蜜がかかっており、新しい味を体験できます。他にも羽生SAではあんみつやぜんざいといった和のスイーツも充実しているので、従来のSAに飽きている方にもおすすめです。

景観や食べ物以外にも江戸の生活を学べるコーナーもあり、外国人の旅行客が楽しそうにチェックしている姿も見かけます。ほかにも土日や祝日には江戸情緒たっぷりの大道芸や夕市なども開催されています。

ぜひ東北自動車道を通る際には立ち寄っていただきたいSAです。

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ライタープロフィール

えのきさん/女性/年齢:30代/東京都在住/限りなくブラックに近いグレーな会社で激務を5年間経験。その後、自由を求めてフリーランスとして独立。現在は元気すぎる娘に手を焼く日々。趣味は一人旅と野球観戦とアニメと漫画。