奄美大島ってどんなところ?
「奄美大島の食べ物」「奄美観光ハブセンター」「奄美大島のビーチ」「カヌー体験」「奄美大島の交通事情」など奄美大島の魅力を紹介します。

噂のハブvsマングース!奄美観光ハブセンターに行ってみた。その1

2020/03/06

突然ですが、私は昭和末期の生まれ。昭和から平成初期のなぜかテレビのバラエティ番組で「ハブ対マングース」がネタにされることが多かったように感じていますが、いかがでしょうか?

そんな私には幼稚園生のころに「ハブとマングースの戦いを見てみたい」と母親にいって軽くあしらわれた記憶があります。ハブとマングースの戦いを一度見てみたい!と思った私は向かったのが奄美観光ハブセンター。名瀬市の中心地からはやや離れた場所にあります。私は原付バイクで行ったのですが、途中で案内板が多数でているのであっさりと到着。

奄美観光ハブセンターは1970年代につくられたそうで、外見も内側もレトロすぎる佇まい。屋根に大きく「奄美観光ハブセンター」と書かれているので、すぐにここだ!と確信。入館料500円を支払うと、地下にあるハブの展示場に案内されます。私は一人旅で行ったのですが、館内の客は私だけ。地下のハブ展示場も電気が消されていて、やや湿気のある薄暗い中をカサカサとハブがうごめく音が聞こえて、なかなか不気味でした(笑)

その部屋に案内してくれた女性から、「あんまり見ていて気持ちのいいもんじゃないけどねぇ」と言われたのですが、案外楽しめました。ハブにはいろいろなカラーや模様があったのも驚き。個性豊かですね。なぜ湿気のある暗い場所にいるかというと、ハブは日向が苦手なのだとか。そのため、日中は日の当たらない草むらなどに潜み、夜になると活発になるそうですよ。なので、ハブに噛まれた被害は夜か、昼間に庭の手入れをしていてといったケースが多いのだとか。

そこで知ったのですが、奄美大島の島民がだいたい7万人。対してハブは25万匹いるといわれているそうです。いかにハブが多いのかが分かると思います。恐ろしや。

そして、なぜかハブの交尾動画のみ、別途100円課金して箱を覗きこまないと観られないようになっていました。湿気を含んだ暗い部屋でハブがカサカサと言っている中、あの動画を覗く気にはなりませんでした(笑)

そんなこんなでハブってすごいなーと観察していたところ、さきほどの女性から声がかかり、上の階にあるホールに移動するように促されます。ついにハブ対マングースの時間が始まるようです。

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ライタープロフィール

えのきさん/女性/年齢:30代/東京都在住/限りなくブラックに近いグレーな会社で激務を5年間経験。その後、自由を求めてフリーランスとして独立。現在は元気すぎる娘に手を焼く日々。趣味は一人旅と野球観戦とアニメと漫画。