覆面調査の実態
「覆面調査員になるには?」「覆面調査員のお給料は?」「覆面調査ではどんな事をするの?」「覆面調査で必須アイテム」など覆面調査員体験記を紹介します。

覆面調査で大変な事とは

2013/11/15

覆面調査がブームになり副業としてお勧めと書かれている雑誌などを見ますが、正直微妙な所です。確かに他のアルバイトと比べると簡単ですが、覆面調査はあくまでも飲食代が浮く位なので収入にはなりません。またリスクや手間を考えるとあまりお勧め出来る仕事では無いと思っています。またある覆面調査員の話では調査が原因でそのお店を出入り禁止になってしまった方も居るようで、自宅近くのお店が出入り禁止になる店は痛いですね。

覆面調査で一番神経を使う点として店員さんの速度を計る項目があります。この調査項目ではストップウォッチを隠し持って、店員さんの速度を計るのですが、この項目がすごく神経を使います。ストップウォッチを持っている事がばれてもいけませんし、項目ごとに時間を計るので、複数のストップウオッチを持っていく事もあります。速度をウリにしているお店では秒単位まで重視しており、遅かった場合には、後から連絡が来て店舗状況などを報告しなくてはいけません。他の調査員の方は携帯電話のストップウォッチ機能を使っているようですが、私はあえてストップウォッチを使っていますね。

いくら調査に慣れたといっても、やはりプライベートで食事に行くのと調査で行くのでは違います。プライベートでは好きな物を好きなだけ食べる事が出来ますが、調査の場合には食べる項目が決まっているので複雑な心境になる事もあります。特に苦手な物が出てきた時には食べたくないのに食べなくてはいけず、無理やり食べた事もありました。

覆面調査が好きな方は毎日行っているようですが、私は小心者なので毎日やるなんて考えられませんね。それは結構神経を使うのと、交通費も馬鹿にならないので暇がある時に調査を行っています。特にパチンコ屋さんでの調査の場合には、ストップウォッチやコソコソしていると違法行為を行っているのでは?と疑われた方も居るようなので、調査を行う際には頭の中で常にスパイ大作戦のBGMが流れていますね。

関連記事
ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。