覆面調査の実態: 「覆面調査員になるには？」「覆面調査員のお給料は？」「覆面調査ではどんな事をするの？」「覆面調査で必須アイテム」など覆面調査員体験記を紹介します。

覆面調査ではどんな事をするの？

2013/11/13

覆面調査を行う際には事前に調査書というものが送られてきます。その調査項目を全部調査する事で任務完了になります。一つでも調査していない部分がある場合にはもう一度調査をやり直す事になったり、今後仕事をいただけなかったりと会社によって対応も様々です。

会社によって調査項目は違いますが、一般的には接客してくれた人の名前は必ず報告します。店員さんはネームプレートを付けているので、その名前を覚えて髪型や言葉使いなども観察します。細かい調査会社では店員さんの身なりを詳しく聞く所もあり、髪型や色の他にも「フケや匂いなどはどうだったか」なども調べる所もあり、洞察力と暗記力も必要になってきます。

覆面調査の規定として事前に渡される調査書は持ち込んではいけないとされている為、調査項目をすべて頭に入れておく必要がある為、慣れるまでは落ち着かないと思います。調査項目は多いお店で100項目以上も調べる店舗もあり、未調査が無いように気を使いますね。

店員の接客対応から始まり、料理の味や見た目、トイレの状況、ゴミ箱の状況まで調べる項目はたくさんあります。最近ではコツを覚えて手軽に調査する事が出来ましたが、最初の内はドキドキして食べた気がしませんでした。特にトイレに行く時も不自然に行ってはいけませんし、ゴミ箱の中をチェックするのも店員にばれないように行わなくてはいけません。以前ゴミ箱の中を見ていたところ、店員さんに話しかけられた事があり、すごく対応に困った事がありました。調査という事をバレてはいけませんし、店員さんから見たらゴミ箱を見ているお客さんは異様ですよね。

覆面調査とはその名の通り、存在がばれてはいけません。調査項目には店員さんに質問する項目があるのですが、通常のお客は聞かないのでは？と思う項目も結構あり、コミュニケーション能力も重要になってきます。誰でも応募出来る仕事ですがなかなか「人間力」が必要なお仕事だと思いますね。

ライタープロフィール

秋山学さん／男性／年齢：30代／群馬県在住／ライター歴約９年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。