旅行一覧
歴女の歴史を楽しむ旅
北海道/高貴な血はなぜ青い〜函館・碧血碑周辺で〜明治2年、明治天皇の命により、「殉国者」の霊を慰めるべく、招魂社(現・靖国神社)が建立されました。殉国者とは、「お国のために命を捧げた人」という意味でしょう。戊辰戦争の「官軍」の…
歴女の歴史を楽しむ旅
岩手県/日の丸は「賊」の旗印だった〜宮古湾海戦の跡を訪ねて〜仕事で花巻温泉に行く機会があり、「それなら、盛岡から山田線に乗って、宮古に行ける」と思い立ったのですが……。盛岡から宮古まで、快速で約2時間。山田線のその快速も、1日に2〜3本なのですから…
歴女の歴史を楽しむ旅
青森県/今なお続く?「一山百文」の思い込み〜青森、盛岡で〜はじめて盛岡の駅に降り立ったとき、私の正直な感想は、「へぇ、こんな大都会だったんだぁ」でありました。それは、青森でも同じこと。県庁所在地で、東北新幹線のターミナル、アーティスティックな…
歴女の歴史を楽しむ旅
新潟県/ここも北越戦争の舞台だった〜柏崎の一角で〜新潟県柏崎市――。「幕末モノ」のドラマが放送され、ゆかりの地がブームになっても、この町に観光客が押し寄せたことはないでしょう。むしろ、越後上杉家ゆかりの史跡のほうが知られています…
歴女の歴史を楽しむ旅
北海道/「野ざらし」と侠客たち〜函館・五稜郭周辺で〜箱館で最期をとげた土方歳三は、どこに眠っているのか。五稜郭内に埋葬されたようなのですが、この場所は判然としません。司馬遼太郎先生の『燃えよ剣』の愛読者なら、箱館に日照雨が降るころ…
歴女の歴史を楽しむ旅
福島県/白虎隊とファシスト、ナチス、新選組との関係とは?〜会津・飯盛山で〜白虎隊の隊員たちが自刃した飯盛山には、会津若松城に向かって、隊士たちのお墓がならんでいます。そこには、昭和3年に「白虎隊に感激した」イタリアのムッソリーニ(ファシスト党総裁)が、…
歴女の歴史を楽しむ旅
仙台/「賊にはあらず」〜片倉小十郎の白石城で〜15年ほど前でしょうか、仙台在住の友人からの電話に、私は思わず(関係者には失礼ながら)笑っちまったのでありました。彼女いわく、白石城が「立体ハイビジョンシアター」と、そのコンテンツをつくった…
歴女の歴史を楽しむ旅
福島県/「哀しい」と泣いてばかりはいられない〜会津若松城とその周辺で〜そのころ、「白虎隊」が登場するドラマがなかなか好評だったとかで、そのテーマソングがガンガン流れていた会津城。会津若松城、別名、鶴ヶ城とも。そういえば、タクシーのドライバーさんに…
歴女の歴史を楽しむ旅
奈良県/聖徳太子の大ファミリー〜中宮寺と法隆寺の周辺で〜法隆寺の隣にある中宮寺。聖徳太子の母・用明天皇の皇后の屋敷(中宮)のあとに、太子が母君の冥福を祈って建立された寺だと伝えられます。以来、約1400年。日本最古の尼寺だといい、大寺院ではないのですが…
歴女の歴史を楽しむ旅
奈良県/フタガミヤマという山はない?〜飛鳥・甘樫丘で〜聖徳太子亡き後、権勢をふるった蘇我蝦夷・入鹿親子の豪壮な邸宅があったという、飛鳥の甘樫丘(あまがしのおか)に登ると、万葉集の舞台・「大和三山」といわれる天香久山、耳成山、畝傍山の展望がひろがります…