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海外二輪レース観戦・アメリカでのヒッチハイク編
2010/07/26
アメリカ・フォンタナ
アメリカで一度、「AMA」というややローカルな二輪レースを、2006年に観戦したことがあります。場所は、フォンタナという、カリフォルニア州にあって、ロサンゼルスから鉄道で1時間ほどでした。
ローカルとはいえ、AMAはアメリカ国内ではトップの選手権なので、当時、たくさんの選手が参加していました。また、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキといった日本のメーカーはもちろん、ドゥカティやアプリリアなどのイタリアのメーカーも参加し、とても賑やかでした。各メーカーとも、サーキットで展示ブースを出しており、これがまたアメリカンサイズで、たくさんのバイクを並べていたので、歩いていて飽きることがありませんでした。
さて、このサーキットに向かうのに、ちょっと紆余曲折がありました。
ロサンゼルスのユニオン・ステーションから、まさに「Fontana(フォンタナ)」という駅に着いたのはよかったのですが、サーキットは思っていたより駅に近くなかったようで、駅前のロータリーで人に尋ね、サーキットの入口まで行くという路線バスを紹介され、とても安心しました。
しかし、その入り口には確かにたどり着いたものの、その先、サーキットのゲートまで、歩いても歩いてもたどり着かないどころか、姿かたちも見えません。アメリカのスケールの違いを感じました。ずっと歩いていたら、何時間かかっていたでしょうか。すでに汗だくになっていたところ、1台の車が横切ろうとしたので、思わず手を挙げて止めました。
女性が1人、アメリカのしかもカリフォルニアで、ヒッチハイクをする危険なことを後で知りましたが、運転手が「スズキ」のキャップを頭に被っていたのでその場では安心しました。しかも、無事にゲートまで送ってくれました。バスを降ろされた入口から、本当に恐ろしい距離がありました。「アメリカは歩くべからず」と、身にしみて思いました。
ちなみに帰りも、ヒッチハイクする気満々なのに適当な車が見当たらず、思わず、暇そうな警察官に声をかけてこちらの事情を説明すると、なんとパトカーでバス停まで送ってくれました。生まれて初めて、パトカーに乗るとは思わなかったです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。