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- ハラハラ、ドキドキ感ががすごい!MotoGPをはじめとした二輪レースを紹介します。
海外二輪レース観戦・ムジェロ編
2010/06/06
二輪レース観戦 ムジェロ
ムジェロ観戦
二輪レースが盛んな国と言えば、スペインとイタリアです。特にイタリアには、MotoGPで活躍するスーパースター、バレンティーノ・ロッシ選手の地元。イタリアGPの熱狂度は、他のGPの比ではないかもしれません。
イタリアGPは毎年6月頃に行われます。場所は、フィレンツェに近いムジェロ・サーキットです。公共機関を使うと、フィレンツェ中央駅からイタリア国鉄のローカル線で30分ほどのボルゴ・サン・ロレンツォ駅で降ります。
この駅からサーキットまで約6kmほどです。レースが開催される3日間のうち、土日は駅からバスが往復で運行されますが、初日の金曜日はありません。
サーキットで事前に問い合わせ、駅に着いてバスがあると信じ込んでいたのに、影も形もなく一瞬、途方にくれた末、同じように勘違いしてしまった異国のレース仲間(もちろん初対面)と意気投合し、6キロの道のりを一緒に歩くことにしました。ちょっとしたハイキング気分で、共通の話題で盛り上がったため、道に迷うこともなくたどり着いたのも今ではいい経験になっていますが。
さてサーキットは、トスカーナの田園地帯を抜けた山の中にあります。コースのまわりを1周しましたが、アップダウンが激しくかなり疲れました。しかも、天気が不安定で雨が降りやすく、屋根のある場所の確保も必要です。
観客席のスタンドは少なく、ほとんどが芝生の上で観戦します。しかも芝生にキャンピングカーやバイク、テントなどを持ち込めるため、とても雑多な感じがしました。そしてここはイタリア、ルーズさ、あいまいさが通用する国です。芝生に座る席がなくても、そのうち詰めてくれるだろうなどと期待してはいけません。
ムジェロでは、ロッシ選手のファンクラブが集まる「山」も有名です。決勝日はその一帯は「46」のボードを掲げ、黄色く染まります。しかし、かなりの数の酔っ払い、テンションが高いファンが多いので、あまり近づかないほうが賢明です。
それでも、ロッシ選手の地元であり、イタリアGPではほぼ無敵の強さを誇りますから、ファンもとても盛り上がります。また、サーキットの屋台でパニーニ、エスプレッソはぜひ味わいましょう。さらに、日本人に人気のフィレンツェ観光とセットにできるのも、イタリアGPの魅力といえます。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。