カリフォルニアディズニーランド体験記
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ホーンデット・マンションの怖い体験談

2010/04/24

眠れる森の美女の城

眠れる森の美女の城

ホーンデット・マンション

ホーンデット・マンション

999体の幽霊たちが住むお化け屋敷「ホーンデット・マンション」は、東京ディズニーランドにもあって、いまだに人気のアトラクションの1つです。土日は1時間待ち以上ということも珍しくありません。

カリフォルニアのディズニーランド・パークにあるホーンデット・マンションも、基本的には同じです。まず、仕掛け部屋が2つあって、ライドに乗って屋敷の中に入って行きます。999体の幽霊ということで、彼らは記念すべき1000体目の幽霊を待っているという設定です。しかし、怖いけどユーモラスな幽霊たちが、慣てくるとあまり怖くなくってきます。なかなか楽しくて、何度乗っても飽きないアトラクションです。

このホーンデット・マンションで、奇妙な体験をしました。ゴーストがパーティをする大広間のところで、突然、ライドが停止しました。しばらく停っていましたが、動く気配はなかなかありません。たまたま空いていたので、ライドには自分1人しか乗っておらず、誰にも様子を聞けません。隣りのライドを無理やりのぞいて見ましたが、まったく動揺する気配もなく、じっとおとなしく待つアメリカ人が、逆に新鮮にも見えました。

さて、じっと待っているうち、目の前が墓場だということに気付きました。ライドは停まったままですが、アトラクションは無限に動いたままです。しかも墓場のまわりに、たくさんの幽霊が動き回っています。棺桶もあって、中からミイラのような手がこじ開けようともしています。

霊感は強いほうではありませんが、ふと我に返ると、背中に寒気が走りました。ある意味、大混雑の、アトラクションの故障などめったにない東京ディズニーランドではなかなか味わえない体験なのは、間違いないなと思いした。

10分ほど経って、ライドは動き出しました。まるで何事もなかったかのように、アトラクションを最後まで体験することができました。しかし、出口で従業員らによる謝罪や説明などは当然ながら、一切ありません。こちらも、長くアトラクションを体験できてラッキーという感覚で楽しんだことにしましたが。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。