カリフォルニアディズニーランド体験記
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本場のジャングル・クルーズは銃を使う

2010/04/24

眠れる森の美女の城

眠れる森の美女の城

未開のジャングルをボートで突き進んでいく「ジャングル・クルーズ」は、東京ディズニーランドでもおなじみのアトラクションでしょう。もちろん、カリフォルニアのディズニーランド・パークにも、同じアドベンチャーランドにありました。

日本では、ボートの担い手であるキャストが、楽しい日本語でジョークを交えながらしゃべってどんどん進んでいきます。これがアメリカでは当然ながら、すべて英語です。英語の堪能な人は、とても楽しめます。しかし、そこそこ英語がわかれば、十分です。まったくわからない人でも、雰囲気だけでもなかなか楽しいでしょう。身振り手振りも多いですし、キャストが指さす方向を見れば、だいたい何が起きているのかはわかります。

アトラクションでは、昼でも薄暗いジャングルへ分け入って行くボートから、大きな口を開けたワニ、ゾウの水浴び、ゴリラに脅された探検隊などが見られます。また、森に沈んだ遺跡の大きな門をくぐっていくのは、なかなか迫力があります。

しかし、とても迫力があったと思ったのが、キャストがアトラクションの動物をめがけて、本当に空砲を撃ったことです。日本ではおそらく、火災法などの影響で、キャストが空砲を撃つなんてシーンはまったくありません。何気なく、東京ディズニーランドと似ているなと思って乗っていたら大違いで、いきなり猛獣が登場した時にキャストが銃を取り出したのには驚きました。そして本当に撃った時、ボートに乗っていたみんなが思わず声をあげたのを鮮明に覚えています。

キャストが、もちろん英語で猛獣のアトラクションを前に「ああ、危ない!倒さなきゃ!」と、本当に飾りかと思っていた銃を手にして空砲を撃って、「さぁみんな、もう安心だよ、クルーズを続けよう」と笑顔で言われ、なんだか茫然とした記憶があります。東京ディズニーランドで何度も乗ったジャングル・クルーズにはないシーンで、本当にビックリ。とても思い出に残るジャングル体験となりました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。