青春18切符の旅
安さだけではない、様々な魅力がある青春18切符の旅を紹介します。

大阪→東京・千葉→大阪(3泊4日)vol.5/最後の最後に逆転ホームラン?

2011/09/30

1レース目でいきなり3万8千円もの配当を受けることができ、非常に幸先のいいスタートでしたが、世の中それほど甘いものでもありません。2レース目以降は全くと言っていいほど当たらず、苦しい展開が続きました。しかも1レース目で高配当の馬券をゲットしたことで調子に乗ってしまい、1レースに費やしたお金も結構多かったため、みるみるうちにお金は減っていきました。

結局有馬記念のレースを迎えるまでに、3万8千円が残り5千円となってしまいました。そして残りの5千円を有馬記念に費やし、最後の望みをかけることにしました。もし有馬記念のレースが外れたとしても、この日に限ればプラマイゼロですが、前回の2万円を回収するためにも、何としても有馬記念は的中させたいところでした。

しかしこの有馬記念に関しては、的中させる自信が結構あったのです。と言うのも、ここ数年有馬記念では、3着に人気の薄い馬が来る傾向があったので、普段は滅多に買わない総流しの馬券を買うことにしたのです。ちなみに総流しとは、3連単で例えた場合、1着・2着に来る馬をそれぞれ1頭選び、3着は残り全ての馬を買うといった買い方なのです。したがって、1着・2着に来る馬の予想には自信があるけど、3着にどの馬が来るか全く予想できないときにお勧めな買い方です。

私も1・2着に来る馬の予想には自信があったので、この2頭を軸にして3着は総流しで残り全ての馬を買いました。ただ軸に予想した馬はいずれも人気のある馬なので、もし1・2着の予想が当たっても、3着にも人気がある馬が来た場合、非常に安い配当で、取って損(的中した金額よりも購入した金額の方が大きいこと)のリスクもありましたが、過去のデータを信じることにしたのです。

そしていよいよ有馬記念のレースを迎え、10万人以上もの観衆が一斉に声援をあげました。出走する馬も去年より豪華ということで、声援も去年よりも大きいように聞こえました。

レースがスタートし、私の買った軸馬も上々の滑り出しでした。そして最後の直線に入ると、先頭は私の軸馬のうちの一頭で、2番手では何と人気が下から2番目の、かなりの人気薄の馬が粘っていたのです。結局先頭の馬が粘ってそのまま1着でゴールしましたが、もう一頭の軸馬が物凄い追い込みを見せ、2着に入りました。ということで軸馬2頭が1・2着に入ったので、見事的中です。しかも3着は、さっきの人気薄の馬だったので、配当も6万円も付いたのです!

最後の最後に大きい馬券を的中させることができ、見事去年のリベンジを果たすことができたのです。レース内容も非常に見ごたえがあったので、最高の有馬記念でした。ちなみに6万円もの馬券を的中させたということで、競馬場から秋葉原に戻ったあとは、封印していたメイドさんからの誘惑も解禁し、旅行の帰りも豪華な駅弁を食べながら景色を堪能し、行きでは味わえなかった電車の旅を満喫しました。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。