- 青春18切符の旅
- 安さだけではない、様々な魅力がある青春18切符の旅を紹介します。
大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.3/初乗り運賃でも関東1周ができる
2011/09/14
東京に20時過ぎに到着し、夕飯を食べた後、宿泊地である秋葉原へ行き宿を取りました。そして東京旅行2日目を迎えました。前にも書いた通り、2日目は鉄道で関東を1周します。利用する路線はJR線ですが、青春18切符は使用せずに関東を1周します。名古屋旅行のために残しておく必要があったという理由もありますが、最大の理由は、関東を1周するのに160円しかかからないからです。一体どういうことかと言いますと、私は関東1周後、巣鴨駅に行く予定だったので、秋葉原から巣鴨駅までの運賃160円分を買って、そして直接巣鴨駅には行かず、関東を何時間もかけて1周してから巣鴨駅に行くのです。
「でもそれだと違法乗車になるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、ある方法を用いれば違法乗車にならないのです。それはズバリ「大回り乗車」で、この方法であれば例え初乗り運賃で関東を1周しても問題ないのです。
大回り乗車とは、今回のように秋葉原駅から巣鴨駅に行く際に、茨城や群馬などを経由して遠回りで移動することです。大回り乗車のルールとして、同じ駅を2度通過してはいけません。要するに一筆書きのように移動する必要があります。あとは利用区間内でのみ有効なので、例えば関東で大回り乗車をする場合、当然ながら関東地方から出てしまっては大回り乗車は認められません。
このルールさえ守れば大回り乗車が可能で、初乗り運賃であっても関東を1周することができるのです。ただし一定の時間を過ぎてしまうと切符が改札に通らなくなので、有人改札から通る必要があります。その時駅員から、時間がかかった理由を尋ねられますが、大回り乗車と答えれば問題なく通してくれます。稀に大回り乗車を知らない駅員がいる場合もありますが、これは本当に極稀なことで、万が一知らなかったとしても、他の駅員さんが知ってますから、特に心配する必要はありません。
私も東京旅行の前にこの大回り乗車の存在を知ったので、大回り乗車を1度してみることにしたのです。秋葉原駅から巣鴨駅までなので、初乗り運賃ではありませんが、それでも160円で関東を1周できるので、鉄道好きにとっては大回り乗車は大変有り難い制度です。
- 大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.1/今回の旅行も鉄道がメイン
- 大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.2/途中下車こそ旅の醍醐味
- 大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.3/初乗り運賃でも関東1周ができる
- 大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.4/大回り乗車は鉄好きのロマン
- 大阪→東京→大阪(2泊3日)vol.5/帰りはかなりの遠回りで帰ることに
エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。